「春日大社・御田植神事」 ~五穀豊穣の祈り
春日大社の御田植神事は平安末期に五穀豊穣を祈願して始められという、853年続く伝統神事である。
田植えの所作や田舞があるのは、各地の御田植祭と同じであるが、古式ゆかしく優雅で厳かなムードが漂うのはさすが春日大社である。
本社前、林檎の庭・榎本神社前・若宮神社前の3箇所で行われる。(2014.3.15取材)
神殿での非公開の御田植祭が終了後、まず、本社、林檎の庭で「御田植神事」が始まる。
8人の八乙女の入場である。
唐鍬行事から始まり、黒衣の牛役に唐鍬を引かせ斎庭を回る。
「モォ~、モォ~」と暴れる牛に白衣の田主は「オッー チャイチャイ!」と声かけ、なだめ、田仕事をさせる。
その後、鍬行事。神職さんが正面、左、右と三方に三度鍬入れ所作をする。
次に八乙女(やおとめ)が神楽男の楽に合わせて田舞が始まる。
最後に箕の中の松苗、籾、切小餅をまきながら舞は終わる。
本社、林檎の庭での行を終え、次に摂社である榎本神社に向かう。
榎本神社での「御田植神事」が始まる。(内容は同じ)
榎本神社の行を終え、三つ目に向かうのは、摂社の若宮神社。
五穀豊穣を祈る神事はこの国の基が農業に由来していることを如実に物語っている。
この神事は3月15日に執り行われる。
フォトチャンネルに編集しました。ご覧ください。
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春日大社の御田植神事は平安末期に五穀豊穣を祈願して始められという、853年続く伝統神事である。
田植えの所作や田舞があるのは、各地の御田植祭と同じであるが、古式ゆかしく優雅で厳かなムードが漂うのはさすが春日大社である。
本社前、林檎の庭・榎本神社前・若宮神社前の3箇所で行われる。(2014.3.15取材)
神殿での非公開の御田植祭が終了後、まず、本社、林檎の庭で「御田植神事」が始まる。
8人の八乙女の入場である。
唐鍬行事から始まり、黒衣の牛役に唐鍬を引かせ斎庭を回る。
「モォ~、モォ~」と暴れる牛に白衣の田主は「オッー チャイチャイ!」と声かけ、なだめ、田仕事をさせる。
その後、鍬行事。神職さんが正面、左、右と三方に三度鍬入れ所作をする。
次に八乙女(やおとめ)が神楽男の楽に合わせて田舞が始まる。
最後に箕の中の松苗、籾、切小餅をまきながら舞は終わる。
本社、林檎の庭での行を終え、次に摂社である榎本神社に向かう。
榎本神社での「御田植神事」が始まる。(内容は同じ)
榎本神社の行を終え、三つ目に向かうのは、摂社の若宮神社。
五穀豊穣を祈る神事はこの国の基が農業に由来していることを如実に物語っている。
この神事は3月15日に執り行われる。
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