「悟りの窓」・明月院 ~鎌倉 Story ⑥
建長寺前から鎌倉街道沿いに北上、北鎌倉方面へ歩を進めるとJR横須賀線踏切にさしかかる。
その手前から右奥の山手を上がっていくと程なく明月院に辿り着く。
明月院は臨済宗建長寺派、山号は福源山、明月谷と呼ばれる谷にあり、あじさい寺とも云われている。
創建は、康暦2年(1380年)、上杉憲方を開基とし、密室守厳(みっしつしゅごん)を開山とした。
明月院といえば、本堂の奥にある「悟りの窓」がシンボルでその向こう側に見えるのが「本堂後庭園」。
丸い額縁の中に覗く美しい紅葉は、まるで絵画のようだが、絶え間なく訪れる観光客が撮影の順番待ちをする。
これでは「悟り」を得ることも難しそうだ。
「本堂後庭園」からみる「悟りの窓」と紅葉もまた趣がある。
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