二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「ベートーヴェンの交響曲」 金聖響+玉木正之(講談社新書)

2010年05月25日 | エッセイ(国内)
ベートーヴェンは作曲家としては、世界でいちばん有名な「楽聖」。バッハ、モーツァルトも有名度なら負けてはいないという人もいるだろうけれど、交響曲第5番「運命」の前には、やや影がうすくなる。世界中に存在する交響楽団、管弦楽団は、俗っぽくいえば「ベートーヴェンでメシを食っている」といえるかも知れない。ベートーヴェンの9曲のシンフォニーは、そういう意味で、文句なしに「特別な音楽」である。 ある本を読んで . . . 本文を読む
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