■「千年紀のベスト100作品を選ぶ」丸谷才一・三浦雅士・鹿島茂(光文社知恵の森文庫 2007年刊 単行本は2001年講談社刊)
知的スノッブの酒宴か、心弾ませるお祭り騒ぎか、はたまた・・・いや、冷やかすのはやめておこう。外国語のわからないわたしのような半門外漢は、およびじゃないだろう(;’∀’)
2000年となったとき、2001年で境目を迎えるキリスト教に敬意を表するさまざまな行事が、世界的に . . . 本文を読む
数年前お亡くなりになったが、“純文学”のスターといえば、この二人・・・と、いまでもいえるだろう。
すすめてくれた知り合いがいたので、ススーッと読んでみたが、とてもおもしろかった。
6回に渡る連載対談。
「百年の短篇小説を読む」「漱石100年後の小説家」はとくに魅了された。
忘れていたわけじゃないけど、もう何十年もご無沙汰している(*^。^*)タハハ
代表作と目される作品を、文庫本で2-3作読み . . . 本文を読む
■「漱石書簡集」三好行雄編(岩波文庫 1990年刊)
昔というか、江戸や明治のころは、医学が発達していなかった。だから子どもは幼くしてよく死んだし、結核はそのまま死の病だった。
正岡子規、国木田独歩、梶井基次郎等の文学者も、多く結核に斃れた。
このところ、日記には書かないが、夏目漱石をパラパラ、パラパラ読んでいる。新版が出ると、新刊で買ってきたりもする。
最後まで読んだことのない「吾輩は猫で . . . 本文を読む
■「小説の読み方、書き方、訳し方」高橋源一郎・柴田元幸の対談(河出書房新社 2009年刊)
BOOK OFFでお安くなっていたから買ってきた(たしか200~300円+税)。
定価は1400円の表記があるけど、このお値段なら買わなかったろう。
期待はしていなかった。けれども、読んでみたら、かなりおもしろいので、ずるずる引きずられるように読んでしまった(´Д`)
河出文庫ではなく、ペーパーバック . . . 本文を読む
おやおや、こんな棋戦があったとは知らなかった・・・と思ったら、2023年が大会初♬
プロゴルファーのシニア選手権にあたる大会。50代以上の現役棋士が全員参加したようだ。
う~む、なつかしのお名前がずらーりと。
https://www.youtube.com/watch?v=Ha4TJCVzofk
ときろで、いま八冠の藤井さんはスポンサー契約料等をふくめ2億円超といわれている↑
すごいなあ。
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おっと、驚愕の終盤力とはこのことだ!
とくにこの第4局。
深浦九段のようなプロ棋士が頭をひねり、考え込んでしまうのだから世話はない(゚o゚;
藤井聡太竜王名人の4連覇であっけなく幕を閉じた。
伊藤匠7段が一矢報いると期待していたが。
https://www.youtube.com/watch?v=RCld6DnKFNw
たいへん高度な詰将棋の世界が出現している♬
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「ルパン三世」の人気キャラ次元大介といえば小林清志がほぼ50年声優をつとめたことで知られたが、2022年7月におしくも亡くなった。
渋いハードボイルドのガンマン次元。
不器用だけどJAZZとバーボンが似合う、男の中の男。
https://www.youtube.com/watch?v=OznN_lmQUUI
いいなあ、あこがれるぜ次元。
PYTHON357マグナム(エアガン)を買ったので、今夜は . . . 本文を読む
藤井聡太さんが、最年少名人、7冠を達成した。
天才を絵に描いたようなコースをたどり、マスコミと将棋ファンがワイワイガヤガヤ( -ω-)
おそらく収入も1億円を超えただろう。
これまで3冠、4冠を達成した棋士は存在したけれど、7冠は羽生善治さん以来の偉業。
まさに藤井時代が開幕したのだ(^ε^)
一方の渡辺明さんは無冠に転落。
そのほとんどを藤井さんに奪われている。明と暗。
舞台はめぐりめぐる・ . . . 本文を読む
■村上春樹&柴田元幸「翻訳夜話2 サリンジャー戦記」文春新書 平成15年刊
「ライムギ畑でつかまえて」は、野崎孝さんの訳で18~9年ほど昔に読んだことを、よく覚えている。友人にすすめられたのだ。しかし、読めば読むほど腹が立ってきて、結局60ページあたりで、投げ出してしまった。村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」はまだ刊行されていなかったとおもう。
「ふざけるな! 何を戯言いっているんだ . . . 本文を読む
養老孟司が注目する新世代の3人、斎藤幸平、落合陽一、森田真生。
https://www.youtube.com/watch?v=KvvkJYpPtus
わたしは自分より若い世代が書いた本はほとんど読まないのだけど『人新世の「資本論」』は読んだ。
コロナの時代にこそ反省すべき多くのこと(^^? )
いまできることは?
どうにかなる、どうにかなるだろうと、万事先延ばしする悪いクセが、若いころから . . . 本文を読む