3月28日、公園でひと休みしていたら、小さなチョウが戯れているのに気がついた。
おや、なんだろう?
近づいてみると4月に入るとそこらじゅうを飛んでいるベニシジミ。
そうか、スプリングエフェメラルのシーズンとなったのだ。
カタクリの花に遇いにいこうか・・・いや自生地までちょっと遠いな^^;
なんて考えながら、木陰のベンチへ移動し、携帯灰皿をポケットから出して、
紫煙をくゆらしていたら。
おや~~ . . . 本文を読む
長かったきびしい冬が終わり、日ましに春の気配が濃くなっていく。
この季節、気温差がはげしく、温かいからといって、朝晩急に寒くなったりするからなかなか上着が手放せない。
ヒマにまかせて、昨日、今日とカメラをもって公園をぶらつき、撮影を愉しんできた♪
まもなく花見客がどっと繰り出すシーズン。
用意万端、お客さんを迎える準備があちこちですすんでいる。
大人も子供も、こころが浮き立って . . . 本文を読む
今日は午前中ヒマだったので、自宅周辺の野や、前橋公園を歩いてきた。
撮影したかったのは、大好きなハクモクレン。
この二、三日で峠をすぎ、散りはじめるので、“いましかない”タイミングといってもいいだろう♪
気温はぐんぐんあがって、お昼ごろには19度。最高は21度まであがると予想されている。
まるでゴールデンウィークのころのような陽気だな。
空はこの時期としてめずらしくよく晴れわたっている。
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壁際で強烈な西日を浴び、風に揺れていたホトケノザ♪
場所によって、あるいは枝によって、ソメイヨシノの開花がはじまった群馬県南部。
連日の強風が吹き荒れている。。
砂塵が舞って、事務所の中やクルマの中がザラザラ。
例年のことなので「そういう季節になった」ということだ。
防塵仕様でないカメラ、レンズは埃が入り込みそうで、キケンだなあ(ρ_・). . . . 本文を読む
昨日書店の中を散歩していたら、「宮澤賢治イーハトヴ学事典」(弘文堂)という本があるのに気がついた。ひと昔前の事典みたいに大部で重たい本。しかも高価。賢治ワールドを旅するエンサイクロペディアと銘打ってある。
宮沢賢治のファンは、ディープな世界に沈潜するのがお好きらしい・・・と冷やかしてみたくなるような書物のたたずまいであった。
ところでいまわたしがもっとも入れ込んでいるのが、「オホーツク挽歌」シリ . . . 本文を読む
宮沢賢治をあたかも大詩人であるかのようにいう人がいる。それはしかし、贔屓の引き倒しというものだとおもう。
全集には夥しい数の作品が収録されているけれど、詩集(彼の語彙でいえば心象スケッチ)として「春と修羅」、童話集として「注文の多い料理店」の二冊を世に送り出しただけで、名を知られはじめたころには病死してしまう。
そして、未完の詩編、童話、その草稿、いろいろな断片、メモが、死後になって発見されたので . . . 本文を読む
髪をポニーテールに結った妙齢の女性と
あそこを歩いていくのは 賢治さん?
ホホーイ♪
ヒバリたちが空の高みから
ライスシャワーを浴びせかけるよ。
きみは性格が暗いなあ暗い・・・だから
そんなシチュエーションの中で
ぼくは明るい賢治を夢想する。
<春のヴァンダイクブラウン
きれいに畑は耕耘された>
この道をどんどん歩いていったら
イーハトーヴに到着できるだろう。
むろんこことは地続きだからね 心の . . . 本文を読む
鬼海弘雄さんという写真家をご存知だろうか?
わたしが鬼海さんのポートレイトに出会ったのは、2-3年まえのこと。
「ぺるそな」の存在はそれ以前から知ってはいたが、なにか理由のハッキリしない強い嫌悪感のようなものを感じ、書店の店頭でパラパラ立ち読み(立ち見)する程度、それ以上近づきたいとは思わなかった。
鬼海さんは、「ぺるそな」だけの写真家ではなく「インド」や「アナトリア」など、多くの写真集が刊行さ . . . 本文を読む
何年も買いつづけてきたカメラ情報誌、1冊も買う気にならないな。
このところ新しい機材、レンズに関心がないからだろう。
同じ予算でかわりにこれを。
「誰をも少し好きになる日」(文藝春秋)。
写真と文章のコラボって、あたりはずれ大きいけれど。
鬼海弘雄さんは「世間のひと」(ちくま文庫)も気になっている。
たしか文章もうまいんだよ、ね。 . . . 本文を読む
仕事をしているときはそうでもないが、遊んでいると、時間はあっという間に過ぎていく。
「ああ、もう1時間たってしまった」
梅は盛りを過ぎ、カワヅザクラが見頃を迎えた。
まもなく、ハクモクレンの大きな真っ白い花が開花する。
この時期となると、寒がりのわたしも冬眠から目を覚まし、撮影に出かけようという気分が盛り上がってくる。ここ10年あまり、そういうことのくり返しで、春に突入してきた。
しかし今年、わ . . . 本文を読む