二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

いのち輝く季節

2010年06月27日 | Blog & Photo
人間が梅雨といっている季節は、いのちの営みが活発化する季節でもある。 事務所のまえの高い電柱のてっぺんでは、カラスが巣立ちを終えた。 ぼんやりしているだけなのに、いろいろなものが見えてくる。 カメラはクルマに積みっぱなしなので、出かけたついでに、 周辺を一回り。 あいにく小雨がぱらついたり、 やんだりのお天気。 長靴には履きかえなかったので、膝のあたりまで濡れながら、 1時間と少々撮影を愉しんだ . . . 本文を読む
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タングルウッドの奇蹟 五嶋みどり

2010年06月25日 | Blog & Photo
クラシック音楽ファンで、「タングルウッドの奇蹟」を知らない人はまずいないだろう。 わたしも何ヶ月かまえに、このエピソードを本で読んで、 その感動のシーンを見たかったものだ! ・・・と気持ちがうずいた。 ところが、ところが。 YouTubeで五嶋みどりの検索をしていたら、 このシーンが「投稿画像」としてupされているではないか。 http://www.youtube.com/watch?v=04 . . . 本文を読む
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シューベルトの音楽「想い出せないような世界」

2010年06月25日 | Blog & Photo
5月31日の午後、出張で東京へ出かけるため高崎駅にいたら、駅のコンコースで、 盲目のピアニスト、辻井伸行さんを見かけた。 わたしは待ち合わせのために、チケット売り場に立っていたのだ。 白い盲人用の杖をもった若い男性が、他の通行人にまじって、左方向からゆっくりと近づいてきた。 「おや、どこかで見た顔だな」 隣に、しゃれたブレザーを着込んだ40歳くらいの男性をしたがえている。 やや顔を上に . . . 本文を読む
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クラシック音楽CDを買い、田植えをすませる

2010年06月24日 | Blog & Photo
昨日は午前中から田植えの予定だったのに、田植機の故障で突然時間があいてしまった。 庭を散歩していたら、ナミアゲハの産卵シーンを見かけ、 あわててカメラをとりに走った。 つぎの2枚がそれ。 10日ほど前からナミアゲハは見かけてはいたが、例年より、2週間くらい遅れている。 庭には父親が植えたミカンの木が14、5本あり、はやくも小さな実をつけている。 中途半端に時間があいてしまった。 . . . 本文を読む
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12人の指揮者

2010年06月23日 | Blog & Photo
このところ、クラシック音楽に浸っているので、 小説がまったく読めず、読書はクラシック音楽の関連書籍ばかり。 きっかけは、4月のはじめにCDラジカセを買ったことだろう。 過去に集めたCD約60枚は、20年ばかり、ほこりをかぶって、 ラックの棚に眠っていた。 6月にはいり、ミニコンを手に入れて、ますますクラシックにはまっている。 ここ数日はもっぱらブラームスばかりかけて、「ブラームスの憂 . . . 本文を読む
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ブルックナーの交響曲

2010年06月20日 | Blog & Photo
うーん、暇だ(=_=) 暇すぎるぞ。 さっきから、ブルックナーの交響曲第7番をBGMにして、 デスクでうたた寝こいている(笑)。 不動産屋は6、7、8月は、例年暇なのだ。 電話が数本。業者さんの来訪が1件。 ブルックナーは、仕事場のBGMにはならないけれど、 それでもいいのである。 この人生のように、壮大な徒労を思わせる音楽。 牢固たる巨大な伽藍が、遠くのほうに聳えたってい . . . 本文を読む
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群舞するウスバシロチョウ

2010年06月20日 | Blog & Photo
もうひとつ、blog&photoをupしておこう。 mixi日記にも書いたように、6月2日、N湖小湿原と、東吾妻町へ出かけてきた。 とくに、東吾妻町のGポイント付近で、群舞するウスバシロチョウの一団を発見。 ざっと見て、30頭以上はいただろう。 仲間同士、喜々としてたわむれ、ふうわりと舞い上がったり、樹上から木の葉のように舞い降りたりしていた。 雉がいたし、信じられない平和な楽園の光景に . . . 本文を読む
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アジサイの頃

2010年06月20日 | Blog & Photo
たまにはblogを書いて、写真をアップしておこう。 この数日、どこへいっても、アジサイが目につく。 わたしが子どものころに較べて種類がふえて、公園や民家の庭先で美しく咲いていて、 通行人の気をそそる。ネットでリサーチしたところ、日本で150種、ヨーロッパで改良された園芸品種が400~500種といわれている。 やっぱりこの季節ならではの風情。 白からうす赤、そして濃い紫と色を変えていく . . . 本文を読む
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「音楽の聴き方」 岡田暁生著(中公新書)

2010年06月19日 | エッセイ(国内)
ことばと音楽の関係を、正面きって論じた著書を、はじめて読み、たいへん興味深いものがあった。音楽はことばではなく、音の響きなのであって、結局のところ、ことばでは置き換えることができないものである。少なくとも、わたしにはそういった「思いこみ」があるし、いまでもそれはかわらない。 しかし岡田さんは、そういった考え方にじつに見事な論駁をくわえている。本書を読んで、楽譜は読めない、楽器も弾けないわたしのよ . . . 本文を読む
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天上の音楽

2010年06月13日 | Blog & Photo
このあいだ、臨時収入があったので、 懸案だったミニ・コンをヤマダ電機で買ってきた。 なにしろ、古いコンポが壊れてからは、CDラジカセのお世話になっていたという体たらく(=_=) ピアノやヴァイオリンのソロはともかく、 大編成のオーケーストラが奏でる音楽の再現性はかなりプアなものであった。 むろん、パソコンの音源よりははるかにマシなのだが・・・。 ここ数日、自宅にあったスピーカーを2 . . . 本文を読む
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