人間が梅雨といっている季節は、いのちの営みが活発化する季節でもある。
事務所のまえの高い電柱のてっぺんでは、カラスが巣立ちを終えた。
ぼんやりしているだけなのに、いろいろなものが見えてくる。
カメラはクルマに積みっぱなしなので、出かけたついでに、
周辺を一回り。
あいにく小雨がぱらついたり、
やんだりのお天気。
長靴には履きかえなかったので、膝のあたりまで濡れながら、
1時間と少々撮影を愉しんだ . . . 本文を読む
クラシック音楽ファンで、「タングルウッドの奇蹟」を知らない人はまずいないだろう。
わたしも何ヶ月かまえに、このエピソードを本で読んで、
その感動のシーンを見たかったものだ!
・・・と気持ちがうずいた。
ところが、ところが。
YouTubeで五嶋みどりの検索をしていたら、
このシーンが「投稿画像」としてupされているではないか。
http://www.youtube.com/watch?v=04 . . . 本文を読む
5月31日の午後、出張で東京へ出かけるため高崎駅にいたら、駅のコンコースで、
盲目のピアニスト、辻井伸行さんを見かけた。
わたしは待ち合わせのために、チケット売り場に立っていたのだ。
白い盲人用の杖をもった若い男性が、他の通行人にまじって、左方向からゆっくりと近づいてきた。
「おや、どこかで見た顔だな」
隣に、しゃれたブレザーを着込んだ40歳くらいの男性をしたがえている。
やや顔を上に . . . 本文を読む
昨日は午前中から田植えの予定だったのに、田植機の故障で突然時間があいてしまった。
庭を散歩していたら、ナミアゲハの産卵シーンを見かけ、
あわててカメラをとりに走った。
つぎの2枚がそれ。
10日ほど前からナミアゲハは見かけてはいたが、例年より、2週間くらい遅れている。
庭には父親が植えたミカンの木が14、5本あり、はやくも小さな実をつけている。
中途半端に時間があいてしまった。
. . . 本文を読む
このところ、クラシック音楽に浸っているので、
小説がまったく読めず、読書はクラシック音楽の関連書籍ばかり。
きっかけは、4月のはじめにCDラジカセを買ったことだろう。
過去に集めたCD約60枚は、20年ばかり、ほこりをかぶって、
ラックの棚に眠っていた。
6月にはいり、ミニコンを手に入れて、ますますクラシックにはまっている。
ここ数日はもっぱらブラームスばかりかけて、「ブラームスの憂 . . . 本文を読む
うーん、暇だ(=_=)
暇すぎるぞ。
さっきから、ブルックナーの交響曲第7番をBGMにして、
デスクでうたた寝こいている(笑)。
不動産屋は6、7、8月は、例年暇なのだ。
電話が数本。業者さんの来訪が1件。
ブルックナーは、仕事場のBGMにはならないけれど、
それでもいいのである。
この人生のように、壮大な徒労を思わせる音楽。
牢固たる巨大な伽藍が、遠くのほうに聳えたってい . . . 本文を読む
もうひとつ、blog&photoをupしておこう。
mixi日記にも書いたように、6月2日、N湖小湿原と、東吾妻町へ出かけてきた。
とくに、東吾妻町のGポイント付近で、群舞するウスバシロチョウの一団を発見。
ざっと見て、30頭以上はいただろう。
仲間同士、喜々としてたわむれ、ふうわりと舞い上がったり、樹上から木の葉のように舞い降りたりしていた。
雉がいたし、信じられない平和な楽園の光景に . . . 本文を読む
たまにはblogを書いて、写真をアップしておこう。
この数日、どこへいっても、アジサイが目につく。
わたしが子どものころに較べて種類がふえて、公園や民家の庭先で美しく咲いていて、
通行人の気をそそる。ネットでリサーチしたところ、日本で150種、ヨーロッパで改良された園芸品種が400~500種といわれている。
やっぱりこの季節ならではの風情。
白からうす赤、そして濃い紫と色を変えていく . . . 本文を読む
ことばと音楽の関係を、正面きって論じた著書を、はじめて読み、たいへん興味深いものがあった。音楽はことばではなく、音の響きなのであって、結局のところ、ことばでは置き換えることができないものである。少なくとも、わたしにはそういった「思いこみ」があるし、いまでもそれはかわらない。
しかし岡田さんは、そういった考え方にじつに見事な論駁をくわえている。本書を読んで、楽譜は読めない、楽器も弾けないわたしのよ . . . 本文を読む
このあいだ、臨時収入があったので、
懸案だったミニ・コンをヤマダ電機で買ってきた。
なにしろ、古いコンポが壊れてからは、CDラジカセのお世話になっていたという体たらく(=_=)
ピアノやヴァイオリンのソロはともかく、
大編成のオーケーストラが奏でる音楽の再現性はかなりプアなものであった。
むろん、パソコンの音源よりははるかにマシなのだが・・・。
ここ数日、自宅にあったスピーカーを2 . . . 本文を読む