昨日は40℃までいった(´Д`)
この途方もない猛暑、エアコンなしではいられない。
わたしは習慣でエアコンをかけて晩飯は母屋で食べるけど、けん太が一緒に晩飯を食べる。
けん太もさすがにこの猛暑にはグッタリ。
その油断を見澄ましたように、庭に朝早くキジバトが舞い降りたところをパチリ! . . . 本文を読む
このあいだ谷澤永一の「雑書放蕩記」(新潮社 1996年刊)という本が出てきた。そしてそのオビ。
「本は私にすべてのことを教えてくれた―。蒐書六十年、その数二十余万冊、稀有の読書人が熱い心で描く感動の読書自伝。」とある。
20万冊はすげえな(^O^)
谷澤さんといえば開高健さんの盟友だった。
初版が多いようだが、本の写真がぞくぞくと掲載されている。
大部分稀覯本かもしれない。
関西大学で長らく教 . . . 本文を読む
■「私小説名作選 上」中村光夫選
近松秋江「黒髪」
《近代日本文学において独特の位置を占める「私小説」は、現代に至るまで、脈々と息づいている。文芸評論家・中村光夫により精選された、文学史を飾る作家十五人の珠玉の「私小説」の競演。》三省堂書店BOOKデータベースより
中村光夫といえば、私小説を排撃した批評家として名高いが、その中村光夫に、私小説のアンソロジーを編集させたところがミソ(*^。^* . . . 本文を読む
海外からやってくる女性。
15-6年ばかり前は、水商売が多かった・・・と思う。
令和になってから様子がすっかり変わった。前橋でこういう人を雇用するのは、だいたい見当がついている。
日本へ働くためにやってくる。
温かく迎えてやろう(´ω`*)
少子高齢化、助っ人は何千人いてもいいのだ。 . . . 本文を読む
■日本文學全集13巻「岩野泡鳴・近松秋江集」新潮社 解説:平野謙
・岩野泡鳴/耽溺/毒薬を飲む女/猫八
・近松秋江/青草/黒髪/狂乱(ランは旧字)/霜凍る宵/子の為に
■日本文學全集28巻「廣津和郎・葛西善蔵」新潮社 解説:平野謙
・廣津和郎/神経病時代/やもり/死児を抱いて/巷の歴史/ひさとその女友達/あの時代/春の落葉
・葛西善蔵/哀しき父/悪魔/子をつれて/遊動円木/蠢く者/椎の若 . . . 本文を読む
講談社文芸文庫から坪内祐三選で「白鳥随筆」「白鳥評論」がセットで刊行されている。
この2-3日「白鳥評論」を読んでいたが、そこへ新潮日本文學全集12巻がくわわった。
昨夜、見当をつけて、日本文學12巻所収の「髑髏と酒場」を読みはじめたら、これがおもしろかった!!
白鳥は晩年にはめぐまれ、文化勲章をうけた。
「髑髏と酒場」は昭和6年(52)、名高い「明治文壇総評」と同じ時期に発表されている。
小 . . . 本文を読む
長くなってしまうので、2回に分けて掲載させていただく。
村上春樹さんに「海辺のカフカ」があり、この作の影響で、女の子がフランツ・カフカを読むという現象が、以前あったようだ。
わたしは村上春樹は、とくに好き嫌いはなく、ひとくにいえば“関心がない現代作家”である。谷崎潤一郎や三島由紀夫にも、関心がない。
池内紀の「となりのカフカ」(光文社新書)は、わたしの関心をあらためて目覚めさせ「うん、そうだ . . . 本文を読む
■池内紀(おさむ)「となりのカフカ」光文社新書 2004年刊
カフカ・フィーバーがやってきた・・・と書くつもりだった(;^ω^)
ところが、そんなに夢中に読みすすめているというのではない。
おもしろかったり、おもしろくなかったり。半分、半分かな?
ウィーン近郊にあった「ドクター・ホフマンの保養所」に、つぎの記載があるそうである。
■フランツ・カフカ
身長:184cm
体重:46キロ
晩年 . . . 本文を読む
「下校時」というのは、わたしが若いころは人気のあるタイトルだったなあ。
いまじゃ、そんな写真を撮っている人は、ほとんどいない。
PTAのおっさんたちが児童の下校を見張っているし。
このショット、一番右にいる子は、脚をあげて何をしているのかな?
4人の子供たちに雨がぱらぱら♬ . . . 本文を読む