二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

2013年のラストシーンは?

2013年12月31日 | Blog & Photo
今年もいろいろなことがあった。昨日はほぼ2年ぶりに会った友人(はぐれ雲にも参加していたことがある)とランチ。わたしより少し若く、平成27年定年だといっていた。おたがい愚痴話などして、そのあとわたしは、ご近所を周遊。もちろんカメラをもって。「郷土遊覧記」というのは、菅江真澄遊覧記からヒントをもらって、アルバムのタイトルとしている。真澄は江戸時代、宝暦から文政期を生きた人なので、カメラではなく絵筆をもって歩いた。三河に生まれたが、なにやら故あって故郷を出奔。あちらこちら放浪して、最後は秋田でその生涯をおえた。 . . . 本文を読む
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ニコンDfというカメラにふれた

2013年12月30日 | Blog & Photo
三毛ネコ=Mとインタビュアーsyugen=Sのある日の対話M:昨日、午後から高崎のビックカメラにいって、はじめてニコンDfの現物にさわってきた。S:気になるカメラ、ぜーんぶさわってきたんじゃないの?M:ハハハ、その通り。Dfばかりじゃなく、ソニーのα7とか、フジフィルムX-E1、オリンパスE-M1、リコーのGRその他。カメラの品定めはわたしの道楽みたいなものだから。S:でどうだったの? 欲しいカメラはどれ。M:ニコンDfにとどめを刺す。キタムラやヤマダへいったけれど、品薄でいままでいじれなかった。カタログだけじゃ、わからないから。そうしたら、陳列品のDfに、つぎからつぎ、わたしみたいな客がやってくる。 . . . 本文を読む
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写真の愉しみ 2013が過ぎていく

2013年12月27日 | Blog & Photo
写真の愉しさをどんなふうに言語で表現したらいいのだろう。写真そのものは、いわば視覚言語なので、ことばに翻訳すると、本来のパワーや輝きを失って、別物に変貌してしまう。「ほら見て。ね、これ!」説明しなくたって、わかる人にはわかるし、説明したって、わからない人にはわからない。「で、それがなに?」わからない人の怪訝そうな顔がそう語っている。2013年はわたしはほとんど写真づけだった。 . . . 本文を読む
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2013年ベストセレクション第10回「片隅の小さな世界」

2013年12月26日 | Blog & Photo
♦虫やクモが苦手な方はここからさきへはすすまないでください♦2013年ベストセレクションの最終回は、片隅の小さな世界。といっても、わたしの場合は、小さな世界は99%昆虫のこと。約6年間昆虫ばかり撮っていた時代があって、そのなごりのようなものかもしれない。望遠やマクロに有利なAPS-Cサイズの一眼レフを買ったのも、昆虫・・・とくにチョウの生態写真が撮りたかったからである。あるところまでいって、根気が続かなくなり、昆虫写真からは撤退したけれど、気が向くと、90㎜のマクロをつけてふらりと出かけ、小さな生き物を観察し、撮影している。 . . . 本文を読む
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2013年ベストセレクション第9回「夜への階段」

2013年12月25日 | Blog & Photo
ベストセレクション・シリーズも第9回となった。客観的に見えているようで、じつは見えてなんかいないから、自分の作品を選ぶのはむずかしい。あれかこれかと迷いはじめたら、キリがない。最後はエイヤッ! ってことになるのだ、いつだって。「夜への階段」は、はじめは街撮りの延長としてスタート。つまり、「郷土遊覧記」の夕暮れ、夜バーションだった。それが「夕景/空景」へと変貌し、近ごろは風景写真に近づいている。 . . . 本文を読む
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B級レンズグルメな話

2013年12月23日 | Blog & Photo
以前からしつこいくらい日記=blogに書いているけれど、わたしはカメラボディも好きだけれど、レンズも好き。とくに50ミリレンズマニアなので、ニコンばかりでなく、各社取り揃え、7~8本もっている。口の悪い友人にいわせると「安物買いのHさん=Mikeneko」とな~る。ニャハハ。A級の高価なレンズではなく、B級レンズばかり集めているから(*・ ・*)そのB級レンズをまた、半衝動買い。「半」というのは、一応前から眼はつけていたという意味である。 . . . 本文を読む
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2013年ベストセレクション第8回「草木図譜」

2013年12月22日 | Blog & Photo
さて、いよいよ押しつまってきましたねぇ。クリスマスと年末年始は落ち着かないのでどうも好きになれない。ふらふらして遠出でもしようものなら、渋滞にはまる心配があるしね。今日は空き物件の看板設置や、共用灯の交換にことあと出動しなければならない。さてさて、2013年ベストセレクション第8回は「草木図譜」。説明もタイトルもいらないようなフォトばかり。それじゃあまりに素っ気ないので、手短にコメントを書いておこう。はじめの一枚はそこいらの都市計画公園の小さな花壇で撮影した。たぶん・・・ええと、D7000にタムロン90ミリマクロだったとおもう。 背景のオレンジ色も花。これだけ単純化できたのが、わたしとしてはちょっとうれしい(^^;) . . . 本文を読む
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2013年ベストセレクション第7回「ネコの散歩道」

2013年12月21日 | Blog & Photo
「ネコの散歩道」という、猫専用のアルバムを作成したのは、2011年8月31日のこと。それまでも多少は猫を撮影していたけれど、専用アルバムをつくるほどの数はなかった。きっかけはそれまでいた猫が死んで、1年ほどたち、つぎの猫、テンちゃんがやってきたからである。撮りはじめると、猫は恰好のモデルだということに気がついた。いつも肩肘はったような、シリアスな写真ばかりだと、少々疲れる。猫写真には、ネイチャーフォトや風景写真とは違った「癒し効果」がある。わたしが若かったころは、ペット写真のブームなどなかったしね。 . . . 本文を読む
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2013年ベストセレクション 第6回「フィルムカメラ工房」6×6ネガカラー編

2013年12月20日 | Blog & Photo
ブローニーは6×6判二眼レフをメイン機材としているけれど、ほかにフジの645判ももっていて、ことし1本だけ撮影している。しかし、645はなんだか中途半端。安っぽいプラスチック外装も愛着がわかない。とはいえ、父にもらったカメラなので、年に1、2本は撮って、カビを生やさないようにと、心がけている(´∀`*)゜この6×6というアスペクト比に惚れ込んでいるから、しばらく機材は増やすつもりはない。デジタルの場合はアスペクト比3:2にこだわっている。 . . . 本文を読む
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雨の日の散歩

2013年12月19日 | Blog & Photo
アマチュアカメラマンにとって、雨の日は鬼門。調子にのって撮影していると、数ヶ月後に、カメラやレンズが不具合になる。いまどきのカメラ、レンズはIT製品だから、とてもデリケートなのだ。ICチップなどという、ブラックボックスを組み込んだため、メカニックと光学製品でできた、往年のフィルムカメラとは違う(~o~)ミクロン単位の微細なほこり、雨滴、高温などに、あっというまにやられてしまう。だけど・・・オリンパス E-M5と、そのセットレンズは、防塵・防滴をうたっている。 . . . 本文を読む
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