(別冊太陽「司馬遼太郎」左側にいるのは「街道をゆく」の相棒・須田剋太画伯)
司馬遼太郎さんは、30代のはじめころ、熱中しかけたことがあった。
「空海の風景」
「項羽と劉邦」
この二作の長編に、心をがっちりつかまれてしまい、数年後ふたたび読み返した。
司馬さんといえば、「竜馬がゆく」「坂の上の雲」がベストセラー&ロングセラーの坂を、21世紀となった現在でも走りつづけている。
総発行部数が . . . 本文を読む
昨日は30℃超えの暑さの中、義弟に手伝ってもらって150坪ほど草刈、今日は約300坪除草剤散布。
さらに立木の茂りがこうるさいレベルなので、チェーンソーを買って、伐採作業を予定している。どちらも男の仕事なのだ。
午後はぐったりして日陰に止めたクルマで司馬さんを読んでいた。
読みだすとあれもこれもと気になってくる( -ω-)
司馬さんの代表作は大長編(「翔ぶが如く」などは全10冊)が多いが、ど . . . 本文を読む
これまた粒ぞろいの名短篇。
司馬遼太郎「酔って候」(文春文庫)。
幕末の殿様は型破りの人物が多かったのね(;^ω^)
4編収録してあるが、「伊達の黒船」「肥前の妖怪」は文句なし五つ星!
嘉蔵という異能の提灯張りがいたんですねぇ、明治になって前原巧山と名乗った。
まあ2/3ほど司馬さんが造型したものだろうが。 . . . 本文を読む
屋内ばかりでなく、屋外でもマスク( -ω-)
いまどきの風景といえばいえるけど、悲しい風景でもある。
そしてスマホ人、どこでもスマホ人。
屋外ではめったにマスクしないよ、おいらは。
これから猛暑の夏だし。皆さんはいかがですか? . . . 本文を読む
このところ“濫読”傾向が甚だしいので、自身のある種の欲望と好奇心に引きずられているといった塩梅であ~る。
吉村昭のあとは、夏目漱石を4~5作読もうと考えていたのだが・・・。
心の奥底で波立っている無意識に翻弄されているなあ(^^;
■「豊臣家の人々」司馬遼太郎(中公文庫)
ほとんどが読みなおし。でも大半は忘れているので、フレッシュな気分で堪能した。
第二話 金吾中納言
第三話 宇喜多秀家
第四 . . . 本文を読む
曇り日そして夕方6時ころ。
フラットだが、不思議な光が現れている・・・と思ってパチリ(‘ω`)
空気の中に、たっぷりと水分があるため、それがこういう青みがかった光を湛えるのだろう。
この微妙な色合いをとらえるには、いまならニコンZfc。
わたしが住む集落を北から眺めている♪ . . . 本文を読む
「おんや(´?ω?)」と思って望遠ズームの300ミリで引き寄せた。
予想通り草毟り、お疲れさまです。おいらも地面にはいつくばって、ほぼ似たようなことをやっている。
刈る、撒く、毟る。こんなときばかりは、都会のコンクリートジャングルの暮らしがうらやましい(ノω`*)
この程度なら趣味の範囲、しかし2千坪となったらそうはいってられない!
まもなく猛暑がやってくる。 . . . 本文を読む
たまたま大岡信さんのサイン本を手にいれた。
BOOK OFF税別100円の棚で。
ほかに小川国夫さんだの、澁澤龍彦さんだの、のサイン本を持っている。ファンなので、ごく素朴にうれしい(^^♪
朝日新聞のトップページを長年走りつづけたコラム「折々のうた」第8集。
ちなみに大岡さんが亡くなったのは2017年86歳のとき。 . . . 本文を読む
三か所も店舗があるなんて、そこそこ繁盛しているんだねぇ。
ふすま、障子、網戸の張替専門店。昔は自分でやったものだけど、近ごろの人はこういうことやりたがらない(。-ω-)
賃貸派など、男のくせにドライバー一本持ってない人多いから、あきれたもんだ(T_T)
隙間産業・・・繁盛してるぜ。 . . . 本文を読む
(「門」「こころ」「道草」の順に読み返そうとたくらんでいる)
夏目漱石は「思い出す事など」というエッセイで、
《われは常住日夜共に生存競争裏に立つ悪戦の人である》
と書いている。よく知られた一節なので、ご記憶の読者が多いだろう。
「門」を読み返しながら、このことばを思い起こした。
結論めいたことをさきに述べると、本編「門」は、このあとにくる「道草」にも通ずるような“灰色の日常”を描いた . . . 本文を読む