わたしがモンテーニュのどんなところに感心しているのか、その一端を少し書いておこう。
《われわれは大変な愚か者である。だからわれわれは「あの男は一生を無為に過ごした」とか、「私は、今日は何もしなかった」とか言うのである。「何をいうのだ、きみは生きたではないか。それがきみの仕事のなかで根本の仕事であるばかりか、一番輝かしい仕事なのだ」・・・
われわれの偉大な、名誉ある傑作は、賢明に生きることである。 . . . 本文を読む
裏の畑に植えてある、ミニトマト。
通販で買った種を父が播く。
実は8個づつ、こうしてならび、赤く熟すとすぐにもいで食べる(^^)/
父に訊くとこれでも「中玉」という品種だそうだ。大きなものが食べたいときは、スーパーで買ってくる。
ほぼ毎晩、このトマトと納豆を、健康食品のつもりで食べている。
大玉も毎年播いているけど、実が生らないのはどーゆーわけだろう。土壌にあわず、苗のうちに、病気にやられる。 . . . 本文を読む
妹の家の裏庭に咲いているキョウチクトウ(夾竹桃)が見頃を迎えている(^^)/
赤、ピンク、白と3本の樹が植えてあるけど、ピンクが見応えがあって、惹きつけられた。
紫陽花がほぼおわり、これからヒマワリのシーズンがやってくる。
しか~し、関東は旱つづき、雨が降らない6月だった。
このキョウチクトウを見ていると、広島、長崎、そして敗戦の日を思い出す。
そのときこの世にいたわけではないけど、何かドキ . . . 本文を読む
廃屋ではない、家の中には人の気配があった。
数年前、ここを通りかかったとき、撮影した記憶がある。そのときは、下部に花が咲いていたが、いまではほとんどモノトーンといってもいい。
ここから感じられるのは、淋しさ? 貧しさ? 老齢? だけど、わたしの視線はここに吸い寄せられる。ワビ・サビの美学ともいえるが。
窓と壁、壁と窓。
天候は薄曇り、ロモのけっこうゆるい質感描写が、この場所を、なんというか・・ . . . 本文を読む
モンテーニュとはなにかというと「モンテーニュは16世紀のルネッサンス期のフランスを代表する政治家兼哲学者。人間の生き方を探求する随筆〈Les Essais レ ゼセ〉(日本では〈随想録〉 または〈エセー〉と呼ばれる)は、その後の哲学界に大きな影響を与えた…」と書いてある。
わたしは政治家も哲学者も、そう好きな方ではないから、これまで近づくチャンスはなかった。
すでに簡単なレビューはUPしてあるが . . . 本文を読む
バス停でバスを待つ三人の男女。スマホ画面とにらめっこしている(^ー゚)ノ
この微妙な距離感が《現代》を物語るのだろう。周囲のことなんて、二の次。
そこに通りかかった、買い物帰りのお父さん♪
バスはなかなかやってこない。
いや、ここは干潟なのかも知れない。
失礼をかえりみずにいわせていたたけば、蟹さんたちが、それぞれの穴を掘って、そこに身をひそめているのだろう。 . . . 本文を読む
(常用している17ミリF2.8、絞り開放最短撮影距離から。問題のない、キレイなボケ)
PEN-Fの試し撮りアルバムが100枚を超えた。
「短期使用レポート」というと、なにか大げさだけど、おおまかなところは、ニコンD7000との比較記事で書いてしまった。
伊香保周遊のときは、PEN-Fに標準ズームというコンビ(^^♪
なんだかんだといいながら、片手撮りのできるオリンパスはとても重宝している。
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さきに書いたように、このところモンテーニュがおもしろくて、穂刈瑞穂さんの「モンテーニュ よく生きよく死ぬために」を熟読している。
“熟読”だからなかなかすすまない|;゚ロ゚|w
傍線を引いたり、書き込みしたり、数ページ後戻りしたり、と。
ギリシャ哲学やドイツ観念論は大の苦手だけど、「エセー」にはそういった思弁的・観念論的な哲学用語はほとんど登場しない。
時代を二百年以上先取りした思索の人。モン . . . 本文を読む
わが家への道=アプローチ。
わたしはここを通って、自宅へ出たり入ったりしている。
少し右に傾いているけど、そのままとしておこう。
数週間前から左岸にハルジオンが一群れ咲いているのに気が付いた。
ほぼ真正面に見えるのが東の物置、母屋の屋根。右岸はうちの畑だけど、無料の家庭菜園としてご近所に貸している。
この道はいき止まりではないが、この先道路幅が狭いため、わが家のほか、6軒の家が使用するだけ。
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東南アジアの街角で見かけるような「乗り合い三輪車」が、会社の近くの中古屋さんに置いてあったのを、一昨日気が付いた。
もしかしたら、榛名湖畔で、観光客を乗せて走っていたかな・・・記憶がアイマイだけど(^^;)
国道沿いのため、Uターンし、住宅街の路上にクルマを止めて歩いてきた。45ミリF2.8Pの画角。
要するにフィルム=ロモのネガカラーで、この風合いを描写したかった。
何だかとても人にやさしい . . . 本文を読む