「ゴヤ」を読みすすめているうち、堀田善衛への関心が急浮上!
昨日は新刊で「定家明月記私抄」正・続を買い、今日も著書何冊か手に入れた(^-^*)/
その中の一冊がこれ「路上の人」(徳間書店版)。
篠田一士さんとの対談のほか、加藤周一さんが巻末に解説を書いている。
欲しかった一冊が古書店でお安く手に入った。
オビの推薦文は宮崎駿が書いている。宮崎さんが堀田さんの大ファンだったとはなんだか意外だ . . . 本文を読む
(写真は集英社文庫版。現行本)
いや~、読む前から見当をつけていた通り、堀田善衛「ゴヤ」は膂力に満ちた輝かしい仕事である。単に「おもしろい」ではすまされない、大きな書物である。
「インドで考えたこと」「方丈記私記」しか知らなかったわたしは、頭上から巨石が落ちてきたように、いま驚いている。
歴史、文化そして人間とはなにか?
そういった根元的な問いに、誠意をこめて、全身全霊で応えようとしている。 . . . 本文を読む
ちょっとした経緯から、こんなプリントが出てきた。
いまから32-3年前のわたし´д`。場所はわが家の南フェンス際、彼岸花がキレイに咲いたので記念に撮影したもの。
膝に抱いているのは息子およそ1歳。
それにしても髪が長いし、ふさふさしている。
撮ったのは妻、こういう時代があったのだな(^ω^)タハハ
子育てのころは忙しかったが、「人生の黄金期」でもあったような気がする。 . . . 本文を読む
36枚を撮りおえるのに、フィルムを装填してから1ヶ月以上かかった。今年に入って、街歩きをしていないせいかな?
撮影するとしたら、野鳥と猫。その猫はわが家のコタにほぼ限定なんていうありさま(^^;)
公私とも、例年にない忙しさだったからねぇ。
昨日、TRIPの現像済み画像をスキャンしたので、何枚かpic upし、感想をしるしておこう。
とにかく電池のいらないオートカメラ。YOU TUBEに . . . 本文を読む
うきゃ、まるで軽業師!
登っているのは裏の柿の木。そこから逆さまに降りてくる。
無鉄砲なやつだなあ、わが家のやんちゃ坊主(^^;)
ドスンと地面に落ちるかと一瞬ヒヤリとしたけど、どっこい足には鋭い爪がある。人間にはできないワザだ、褒めてつかわそう(笑)。 . . . 本文を読む
つい数日前、岩波文庫「<春>のリクエスト復刊」というシリーズで、チェーホフの「シベリヤの旅」を手に入れた。
本書には、
1. グーセフ
2. 追放されて
3. 女房ども
4. シベリヤの旅
の4編が収録されている。訳は神西清さん、文庫で160ページあまり、「シベリヤの旅」はチェーホフの紀行文だけれど、ほか3編は短編小説。「グーセフ」だけはかつて読んだ記憶があるが、ほかは初読である。
わたしは司 . . . 本文を読む
昨夜司馬さんの「殉死」を遅くまで読みふけり、夜中眼を覚まして、さらに読みつづけた。あとわずかで読了という段階だけれど、ここで感想をつづっておくことにしよう。
読了したとたん、気が抜けてパスしてしまうなんてことだって、よく起こるからね(^^♪
はじめ2-30ページ読んで、そのあとチェーホフに寄り道していた。右手にチェーホフ、左手に司馬遼太郎。そこに近世トルコに対する関心まで、割り込みしてきた。
こ . . . 本文を読む
人さまざま・・・な光景♪
写真を眺めているうち、わたしの好奇心&想像力がうずいてきた。
「この4人を登場人物として小説を書いたらどうだろうか――みたいなね(=_=)
仕事柄さまざまな階層の人と接する。資産20億を超える投資家から、精神的・身体的な病をかかえる生活保護者まで。
おもしろくも恐ろしくもある。
むろん私小説ではない。
関心は身近にいる「他者」に向かう。
身の回りに理解を絶するような . . . 本文を読む