それともう一つ。
滝田ゆう「寺島町奇譚 (全)」(ちくま文庫)も発掘(ˊᗜˋ*)
ちくま文庫の「昭和夢草紙」というのもさがせば出てくるだろう。
滝田ゆうは早くに亡くなったから、そのうち、そのうちと、長らく読まずにきた。
荷風の「濹東綺譚」が外から玉ノ井を描いたとすると、「寺島町奇譚」はそれを中から描いたもの
といわれて、一部の友人のあいだで、むかし評判になっていた。
手には入れたけど、ぱらぱ . . . 本文を読む
ふむむ、このへんにあったはず(´Д`)
そう思ってあるコーナーをひっくり返していたら、山頭火文庫4-8巻(日記編・春陽堂)が出てきた。
わお!
レイアウトの都合で第4巻が写っていないけどね。
このシリーズも2種類あったはず。
さがせば茶色一色の表紙のものもいくつかあった。
アルバム・評伝はそれで見た。 . . . 本文を読む
ジャコウアゲハのメス。
それほどめずらしいアゲハではありませんが、棲息地は限られています。幼虫がウマノスズクサを食べるので、それが生えている場所だけで成虫になります( -ω-)
とても美しい、砂漠の砂のような色をしていますが毒を持っています。
ぐんま昆虫の森ではじめて目撃したときは、興奮しました。 . . . 本文を読む
荷風のまなざしが、庭にくる“山鳩”(キジバト)を追っている。
《正月七日。山鳩飛来りて庭を歩む。毎年厳冬の頃に至るや山鳩必只一羽わが家の庭に来るなり。いつの頃より来り始めしにや。
仏蘭西より帰来りし年の冬われは始めてわが母上の、今日はかの山鳩一羽庭に来りたればやがて雪になるべしかの山鳩来る日には毎年必雪降り出すなりと語らるゝを聞きしことあり。
されば十年に近き月日を経たり。毎年来りてとまるべき樹 . . . 本文を読む
これはゴマダラオトシブミ。甲虫で固い殻につつまれています。
ぐんま昆虫の森のスタッフに「どこへいったらゴマダラに遭えますか」とお訊ねしたのです。
そして赤城の中腹の茂みを手あたり次第に藪漕ぎして、ようやく「発見!」。
苦労した甲斐は十分ありました。
オトシブミはわりとどこにもいますが(^ε^) . . . 本文を読む
図鑑では知っていましたが、まさかほんとにこんなヤツに出会えるとは予期していませんでした。出会ったのは赤城山麓。
パッと見はアーモンドの粉をふりかけたようで、食欲を刺激されました( ´◡` )
ゾウのような長い鼻も特徴的。一発でゾウムシだとわかりますよね。
ムシシ、そのお名前はマダラアシゾウムシさん。 . . . 本文を読む
これはギンイチモンジセセリというセセリチョウで、かなり限定された場所(地域)に暮しています。
ここも榛名高原。
「ん!? まさかギンイチがこんなところに」わたしは信じられない気持ちでレンズを向けました。
春型・夏型で風貌に違いがありこれは夏型。
動くのは目にもとまらぬ早業、すっと消えさります。 . . . 本文を読む
このあいだ加藤郁乎(かとういくや)編集の「荷風俳句集」を読み了えた。だけどなあ、明らかにこれは“余技”に類する。加藤さんは太鼓を叩いているが、緊張感が、全体に欠けているとわたしは視た。
なぜ買ったのかというと、「私家版 濹東綺譚」に収められていた玉ノ井周辺のスナップ(二眼レフで撮影したものが多い)が「写真と俳句」として付されているからだ。荷風全集のものと比べ、解像感はよくないが。
タイトルに . . . 本文を読む
昔のSFの火星人そっくりなハエトリグモの仲間です。
目玉のようなものが、3対または4対あります(゚ω、゚)
葉の上や茎をうろうろし、ハエやアブがその縄張りにやってくると、パッとすごい勢いで飛びかかって倒します。
ウィキペディアによると世界で6000種、日本で105種といわれます。
たいへんな繁栄種♬ . . . 本文を読む
ヒメシジミ。
はじめて見たときは感動的でした(゚o゚;
ところが、20頭30頭、その日の高原にはかなりの数がヒラリヒラリ。
たちまちその感動はうすれてしまいましたが。
オレンジ、黒、白、茶の配分が絶妙でしょう?
こんな女神のようなシジミチョウが、たくさん舞っていたのです♬
正確な位置は秘密です。 . . . 本文を読む