■「ドリトル先生と緑のカナリア」ヒュー・ロフティング(井伏鱒二訳) 岩波少年文庫 1979年刊
これはわたし的には、シリーズ最高の傑作と高く評価しておく。
遺作を3番目の妻ジョセフィンとその妹オルガ・マイクルが補筆して、1950年に刊行された作品で、岩波少年文庫の現行版では385ページとなる(ヒュー・ロフティングは47年に死去)。
粗忽窮まりないが、わたしはごく最近まで雌のオウム、ポリネシアと . . . 本文を読む
さきにも述べたように、これまでほとんど無関心であったファンタジーノベルに関心が出てきた。小学校時代はもちろん、中学生になっても、本を読む生徒にはほど遠い存在であったのだ。
70にもなって、なぜ児童文学なのか!?
本へのとびら――岩波少年文庫を語る (宮崎駿 岩波新書)
この本との出会いが、わたしを児童文学の世界へ導いた^ωヽ*
それは間違いないとおもえる。
もう一つは、敬愛する福岡ハカセが、「ド . . . 本文を読む
ひぐらしが鳴いている。
かなかなかな かなかなかな
かなかなかな かなかなかなかな
同床異夢
異床同夢。
シャガールの絵から抜け出してきたものたちが
あたりをひぐらしのように飛び回っている。
ひぐらしは蜩 日暮しとも書く。
長い一日の涯の夢。
シャガールが夢みた恋人たちの夢。
かなかなかな かなかなかな
かなかなかな かなかなかなかな
むすうのひぐらしが
谷いっぱいに潜んで
花束をシャワーのよ . . . 本文を読む
わが家の目の前にある電柱に、ムクドリの大群がやってきた。
夕刻になると、こういった集団が形成されるようだにゃ(ˊᗜˋ*)
これが都市部だと、すぐ糞公害だと騒がれる。街路樹に巨大スピーカを取り付けて追い払う、追い払ってもやってくる。
そういえば地球上の人類80億人を突破したんだってね、恐ろしい(^^;
アフリカの人口爆発、食料確保大丈夫!? . . . 本文を読む
何やら見上げているハクセキレイ´・ω・
漱石の「文鳥」を思い出すなあ。
以前は庭に舞い降り、餌をさがす姿をたまに見かけたけど、けん太がきてからは、警戒し音沙汰がなくなった。
駐車場をよく、ちょこまかと走りまわっている。
後ろはゴルフ練習場のネット。
そういえば、10日ほど前から、うれしいことにジョビ子さんも現れるようになった。去年と同じ子かなあ(^^♪
※はじめセグロセキレイと書いてしまっ . . . 本文を読む
このシリーズは間違いなく児童文学あるいは少年文学の傑作シリーズである。すでに定評があって、何世代かにわたり多くの読者を愉しませてきた古典。
ちなみに岩波少年文庫には、小学3・4年以上と但し書きがある。
井伏鱒二の翻訳が刊行されたのは1950年代だが、ヒュー・ロフティングの原作は1920年代からはじまっている。
念のため、一覧表を掲げておこう♪
・第1巻『ドリトル先生アフリカゆき』1922年
Th . . . 本文を読む
「こんなことありえないだろう!?」
いやいや、だからこそのイメージの快楽にはまる。
人間は空想する生き物である。大人になって、現実の何たるかを知ると、だんだん煮つまってきたり、息苦しさを覚えたり、隠者願望にとりつかれたりする。
ほとんど無自覚に、脱出口をもとめてさすらう。
わたしがそうであるようにそういう人間がほかにもいる・・・と推察したくなる。
大人でも子ども同様、マンガやアニメやファンタジー . . . 本文を読む
けん太ジャンプ!
そして外流しのシンクに飛び込んだ。
まだ4歳だからね、人間でいえば20代の終わりころかしら(*^。^*)
二度ほど大けがしてビッコをひいていたことがあったけど。
横にいったり、縦にいったり、予想以上に身軽です( ゚д゚)
この日は物置の屋根で昼寝していました。連写モードにしていたらよかったなあ。 . . . 本文を読む
(2017年5月 撮影)
枝のミカンをもいで食べた。
4つ5つと食べてみたけど
どれも少しずつ味が違う。
人もそうだと思うけど。
お隣どうしなのに何をかんがえているかわからない。
話をしてみないと ね。
けさも陽がのぼった。
あすもたぶんのぼるだろう。
空気と水について
かんがえることなんて
めったにない。
あたりまえに“そこにある”ものは
あたりまえにあるものは
ニュースに . . . 本文を読む