■小谷野敦「私小説のすすめ」平凡社新書2009年刊
以前にも読んでいるから“再読”となる。
《このいわば「志の低さ」に辟易する人も多いだろう。わたしは、どちらかといえば、この後者》
著者には失礼ながら、2010年1月6日のBlog「二草庵摘録」にこう感想を書いている。
https://blog.goo.ne.jp/nikonhp/e/d6760d02256e271d34a15ea2f35902 . . . 本文を読む
関川夏央の「おじさんはなぜ時代小説が好きか」(集英社文庫)の中に興味深い引用があった。
志賀直哉「小僧の神様」のストーリーにおいて、中沢新一が“成熟した貨幣経済のうちで「純粋贈与」は可能か”と問いかけているという。
「小僧の神様」はわずか24枚ほどの短篇だが、昔から傑作として名高い♬
「それは不可能」というのが、中沢さんの結論だそうです。
近代文学を読むにしても「それはいつ書かれたのか」という問 . . . 本文を読む
割とよく通る交通量の多い交差点。
赤い上っぱりを着た女性がいてくれたら・・・と思ったことがあった。そうしたら、この日おあつらえ向きに、ドンピシャリ( ´◡` )
リフォームの文字に懸け替えられたんだね。まさに“紅一点”のごとく!
こんなところでスナップしたがっているのはわたしだけか(;^ω^)
写真は1×2にトリミングしました。 . . . 本文を読む
車谷長吉の「武蔵丸」と、織田作之助の「聴雨」は近ごろ“大あたり”だった。
拾ってきたカブトムシのことを書いた「武蔵丸」より、坂田三吉のことを描いた「聴雨」の方が上ですね↑
フ~ムフム。はてさて大量に抱え込んだ本を、数百冊売らねばならないなあ。6DKでもいる場所がなくなってしまう。
5-600冊売れば多少は風通しがよくなる・・・かな!?
単行本の類は思い切って捨てることだなあ、やれやれ(´Д . . . 本文を読む
完璧な“流し撮り”にはほど遠いなあ^ωヽ*
たまたまこうなった。男の子以外はブレてしまったので、そのように見えなくはない・・・というレベルだな。
背景は年中出かける高崎のBOOK OFF。 . . . 本文を読む
昨日サルスベリの幹で交尾していたキマダラカメムシ(・・・たぶん)。
よく家の中にも入り込んで、出るに出られず干からびているのがこいつだろう。
違うかな(´?ω?)
サクラ、カキ、サルスベリなど、多くの樹木につき街路樹にも多いようだ。
台湾~東南アジア原産の帰化種とのこと。
毛虫じゃなくてよかったぜ。 . . . 本文を読む
高橋さんは長吉の隣りに「高橋順子 海へ」という生前墓を造ってもらい朱書してあるそうである。
「夫・車谷長吉」は生半可な本ではない。
読者としてわたしは、すっかり心を掻きまわされてしまった!
「終の住処」の一章もすばらしい♬
ドキュメンタリーの傑作である。なお本書で2018年講談社エッセイ賞を受賞しているそうである。
夫の墓には入りませんという女性がふえているなかにあって、高橋さんの妻としての . . . 本文を読む
(一昨日、BOOK OFFで手に入れた車谷長吉の2冊)
妻の留守中に、解凍中の生イカをのどにつまらせ、69歳で窒息死した小説家車谷長吉。
「四国八十八ヶ所感情巡礼」のレビューでこんな記事をお書きになっている方がいた。
《どこかの駅でうんこを垂れ流し、「この始末は誰がするのか」と駅員に言われて「それは、おまえの給料のうち」と言い捨てて、折から着た電車に飛び乗ったという話を得意気に書いて . . . 本文を読む
およそ3~4年に1回の頻度で姿を見せる、ゴマダラカミキリ♬
この日は南東の植え込みで剪定をしていた。
「終わり!」と思ってふと見え上げると、この子が枝に止まっていた。
探すと見つからないが、すぐそこいらにいる。
子どものころから見慣れたブルーブラックの輝きが、何ともいえず美しい(ˊᗜˋ*) . . . 本文を読む
高崎市の道路維持課の人が6人やってきて、水路や溝の清掃をしてくれた。
息子が電話したあと、区長も連絡したようだ。
わたしが憶えているかぎり、市の人材出動ははじめてのこと。
距離にしたら約150m。
左に見えるのはわが家の太陽光発電設備。
わたしは屋敷内の雑木を伐採していた(*´ω`)
いや~暑かった。 . . . 本文を読む