二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

美しい生活(ポエムNO.3-48)

2020年04月30日 | 俳句・短歌・詩集
   (2019年4月のある日、裏庭にて。) 晴れのち曇り 曇りときどき雨。 気象情報の画面を昨日見た 今日も 明日も見るだろう。 重大ニュースをつぎからつぎへと伝えつづけようとするTVの スイッチをOFFにすると 窓から朝の冷気が流れ込んでくる。 やれやれ やれやれだな・・・といつもややうんざり。 重大ニュースのほぼ99%は ぼくには関係のない遠い世界の出来事だから。 こんなにも多くの不幸に . . . 本文を読む
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アメリカン・スタイル

2020年04月30日 | シャッフル/photos
利根川にかかった橋の下、ワゴン車の中で眠っていたのは釣師のお兄さん。 濡れてしまった衣類をこうして乾かしているのだ。 折りたたみ式チェア、コッヘルのようなものが見える♪  屋外でおやつをつまんだり、コーヒーを飲んだり。米国風ライフスタイル、ヘミングウェイやR・B・パーカーを連想した。 下世話な話だが、かなりの収入がないと、こういうライフスタイルは維持するのがむずかしいだろう。 . . . 本文を読む
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ことばのすべてを脱ぎすてて(ポエムNO.3-47)

2020年04月29日 | 俳句・短歌・詩集
   (わたしの手の汗を吸いにきたサトキマダラヒカゲ。2011年6月撮影、榛名山) いまここにいる という快感を 音楽が教えてくれる。 音楽が消えると 鬱陶しいいつものリビング。 SNSではだれもが だれもが“わたし”ということばのロープを綱渡りしている。 あきもせず・・・このぼくも。 もう十年以上渡っているんだ あきもせず あきれもせず。 ことばでつかまえようとすると 音楽の快感は逃げ . . . 本文を読む
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小雨が降りはじめた

2020年04月29日 | シャッフル/photos
近景、中景、遠景。たまたまだけど、おもしろい構図となった。 このさき、橋を渡ると小学校がある。 障害者用の4輪車からリードが伸び、小走りについていくワンちゃん。小雨が降りはじめた。 管理物件の精算書を持って大家さんの会社へいく途中、運転席からパチリ! . . . 本文を読む
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積み木のような明日(ポエムNO.3-46)

2020年04月28日 | 俳句・短歌・詩集
  (境界杭のある風景。2014年9月撮影) 今日は「燃えるゴミ」の日なので いらなくなったものをどっさり捨てるとせいせいし ベッドへもどって また女と・・・と思いながら ぼくは立ち止まる。 だらだらとした つまらない坂道。 素っ気ない石塀の奥から 耳のたれたむく犬がこっちをうかがっている。 右へ向かうのか 左へ向かうのか 家には帰りたくないな しばらく。 妄想を頭から追い出して 少しさっぱ . . . 本文を読む
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窓辺の光景

2020年04月28日 | シャッフル/photos
NO.11は窓辺の光景。 撮ったときはたいしたことないと思っていたけど、時間がたつにしたがって、見応えのある一枚に。 こういうことはよくある現象。もちろんその逆のケースもある。 花器とカーテン、そしてバラ・・・こしらえたような絵画的な画面になった(^^♪ . . . 本文を読む
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夕焼けを見る人(ポエムNO.4-45)

2020年04月27日 | 俳句・短歌・詩集
  (利根川左岸より。2013年12月撮影) 夕焼けがなぜこんなに美しいのか 知っている人はいない。 たぶん いないだろう。 だけどだれだって 夕焼けに感動することはできる。 できる。 きみもその一人だよね。 そしてぼくも。 カラスが塒に帰っていくのが見えるかい? さてどこかに どこかに帰らなくちゃ きみも ぼくもどこか遠い 地の涯のようなところに。 . . . 本文を読む
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やさしさが芽吹くとき(ポエムNO.3-44)

2020年04月27日 | 俳句・短歌・詩集
  (モンキチョウの求愛シーン。2016年7月撮影) すでに手後れである明日と まだ手後れではない明日のあいだに ほそい一本の道が通じている。 坂があって 尖った石がいくつもころがっている。 えっちらおっちらとのぼってきた人 えっちらおっちらとおりていく人。 おや どこかに沈丁花が咲いているね。 とてもいいにおいがただよっている。 だれかのハートにやさしさが芽吹いたのだ。 . . . 本文を読む
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マドリードの街角

2020年04月27日 | シャッフル/photos
マドリードの繁華街ですれ違ったカトリックのシスターたち♪  スペインへいった時期、撮影のモチベーションがひどく下がっていたから、ろくなショットがない。いまから考えたらもったいないことをしたものだ。 友人とマドリード、トレド、一週間ほどうろちょろ歩き回ったのに(~o~) リバーサルからのフィルムスキャン。 このときコンタックスG-1をスペインへ持っていった。 このショット、28ミリF2.8レンズを . . . 本文を読む
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同居人アマガエル♪

2020年04月26日 | Blog & Photo
アマガエル、青蛙、やせ蛙、かわづ(古語)。 どう呼んだらいいのだろう?  どう呼ばれるのが好きですか。   (背中にしょっているのは草の種) 皆、わが家の同居人。わたしたち人間だけが、この土地に住んでいるわけではない。 アマガエル、トノサマガエルのほか、ヤマトやベニなどシジミチョウ、ミミズ、スズメ、カラスなどの鳥も、この土地に暮らしている。   (これから徐々に皮膚の色が変わっていく . . . 本文を読む
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