(2019年4月のある日、裏庭にて。)
晴れのち曇り 曇りときどき雨。
気象情報の画面を昨日見た
今日も 明日も見るだろう。
重大ニュースをつぎからつぎへと伝えつづけようとするTVの
スイッチをOFFにすると
窓から朝の冷気が流れ込んでくる。
やれやれ
やれやれだな・・・といつもややうんざり。
重大ニュースのほぼ99%は
ぼくには関係のない遠い世界の出来事だから。
こんなにも多くの不幸に . . . 本文を読む
利根川にかかった橋の下、ワゴン車の中で眠っていたのは釣師のお兄さん。
濡れてしまった衣類をこうして乾かしているのだ。
折りたたみ式チェア、コッヘルのようなものが見える♪
屋外でおやつをつまんだり、コーヒーを飲んだり。米国風ライフスタイル、ヘミングウェイやR・B・パーカーを連想した。
下世話な話だが、かなりの収入がないと、こういうライフスタイルは維持するのがむずかしいだろう。 . . . 本文を読む
(わたしの手の汗を吸いにきたサトキマダラヒカゲ。2011年6月撮影、榛名山)
いまここにいる という快感を
音楽が教えてくれる。
音楽が消えると 鬱陶しいいつものリビング。
SNSではだれもが
だれもが“わたし”ということばのロープを綱渡りしている。
あきもせず・・・このぼくも。
もう十年以上渡っているんだ
あきもせず あきれもせず。
ことばでつかまえようとすると
音楽の快感は逃げ . . . 本文を読む
近景、中景、遠景。たまたまだけど、おもしろい構図となった。
このさき、橋を渡ると小学校がある。
障害者用の4輪車からリードが伸び、小走りについていくワンちゃん。小雨が降りはじめた。
管理物件の精算書を持って大家さんの会社へいく途中、運転席からパチリ! . . . 本文を読む
(境界杭のある風景。2014年9月撮影)
今日は「燃えるゴミ」の日なので
いらなくなったものをどっさり捨てるとせいせいし
ベッドへもどって
また女と・・・と思いながら
ぼくは立ち止まる。
だらだらとした つまらない坂道。
素っ気ない石塀の奥から
耳のたれたむく犬がこっちをうかがっている。
右へ向かうのか 左へ向かうのか
家には帰りたくないな しばらく。
妄想を頭から追い出して
少しさっぱ . . . 本文を読む
NO.11は窓辺の光景。
撮ったときはたいしたことないと思っていたけど、時間がたつにしたがって、見応えのある一枚に。
こういうことはよくある現象。もちろんその逆のケースもある。
花器とカーテン、そしてバラ・・・こしらえたような絵画的な画面になった(^^♪ . . . 本文を読む
(利根川左岸より。2013年12月撮影)
夕焼けがなぜこんなに美しいのか
知っている人はいない。
たぶん いないだろう。
だけどだれだって 夕焼けに感動することはできる。
できる。
きみもその一人だよね。
そしてぼくも。
カラスが塒に帰っていくのが見えるかい?
さてどこかに どこかに帰らなくちゃ
きみも ぼくもどこか遠い
地の涯のようなところに。
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(モンキチョウの求愛シーン。2016年7月撮影)
すでに手後れである明日と
まだ手後れではない明日のあいだに
ほそい一本の道が通じている。
坂があって 尖った石がいくつもころがっている。
えっちらおっちらとのぼってきた人
えっちらおっちらとおりていく人。
おや どこかに沈丁花が咲いているね。
とてもいいにおいがただよっている。
だれかのハートにやさしさが芽吹いたのだ。
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マドリードの繁華街ですれ違ったカトリックのシスターたち♪
スペインへいった時期、撮影のモチベーションがひどく下がっていたから、ろくなショットがない。いまから考えたらもったいないことをしたものだ。
友人とマドリード、トレド、一週間ほどうろちょろ歩き回ったのに(~o~)
リバーサルからのフィルムスキャン。
このときコンタックスG-1をスペインへ持っていった。
このショット、28ミリF2.8レンズを . . . 本文を読む
アマガエル、青蛙、やせ蛙、かわづ(古語)。
どう呼んだらいいのだろう?
どう呼ばれるのが好きですか。
(背中にしょっているのは草の種)
皆、わが家の同居人。わたしたち人間だけが、この土地に住んでいるわけではない。
アマガエル、トノサマガエルのほか、ヤマトやベニなどシジミチョウ、ミミズ、スズメ、カラスなどの鳥も、この土地に暮らしている。
(これから徐々に皮膚の色が変わっていく . . . 本文を読む