二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

RICOH CX4 活躍中

2011年08月31日 | Blog & Photo
オリンパスのPEN三兄弟について日記を書こうとして、その下書きをmixiアルバム写真にアップしておいたところ、目敏いあっきいさんに発見されてしまったので、本日の日記は内容を変更することになった。 近作から三枚ピックアップし、簡単なコメントを付してみよう。 トップの一枚をふくめて、写真はいずれもCX4で撮影している。 信号待ちやら、渋滞で停止中にわたしの眼をとらえた光景であ~る。 (1)道路工事をする人たちの配置がおもしろかった。なかなか、こうお誂え向きには散らばってはくれない。 . . . 本文を読む
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gooのアクセス件数と「ことばを杖にして」(ポエムNO.49)

2011年08月30日 | 俳句・短歌・詩集
この一週間、gooのアクセス件数が毎日「ランクイン」した。 記録のために書いておくと、一日あたり・・・ 閲覧数:895 PV (471 PV ) 訪問者数:224 IP (139 IP ) が最高(最低)であった。 一週間単位では、閲覧数は4800件以上、訪問者数1300件以上を4週間連続維持してきたことになる。 このあいだ、mixiやらブログやらにまったく関心のない友人から「へええ、なにがおもしろくて、そんなのやっているの?」と訊ねられ、うまく答えることができなかった。 それっぽい理由をあれこれ考えてみたが、どう答えようと、ウソが混じってしまうとおもえたので「さあねぇ。なんでだろう」と笑ってすませた(=_=) . . . 本文を読む
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愛情69 エロチックな詩について

2011年08月29日 | 俳句・短歌・詩集
日本の近・現代詩人の中で、金子光晴さん、西脇順三郎さん、草野心平さんは、長命をたもったばかりでなく、晩年にいたっても、旺盛な詩作意欲を失わなかった詩人として知られている。 「愛情69」が刊行されたとき、金子さん、73歳。 いつもわたしのへたな詩ばかりで辟易しておられるだろうから、69編の詩の中から、一編ご紹介させていただこう。 愛情55 はじめて抱きよせられて、女の存在がふはりと浮いて、 なにもかも、男のなかに崩れ込むあの瞬間。 . . . 本文を読む
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コムラサキに出会った日&水のしたたる音(ポエムNO.48)

2011年08月28日 | 俳句・短歌・詩集
今日は3枚のCDを自宅のラックからテキトーに選んでもってきた。 ピアノ:リヒテル、ヴァイオリン:カガンが組んでやったブラームス他のヴァイオリン・ソナタ集、フジコ・ヘミング演奏によるグリーグの「ピアノ協奏曲イ短調」他、そして、これ。 ブルックナー「交響曲第4番変ホ長調“ロマンチック”」 オットー・クレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団演奏 この一曲は、三毛ネコにとっては、ブルックナー開眼の一歩となったので、思い出があるといえばある。 . . . 本文を読む
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ねえ「逝く夏をおしむ歌」を教えて&詩一編(ポエムNO.47)

2011年08月27日 | Blog & Photo
ああ、もう夏も終わりですねぇ。 マイミクの皆さん、きっと充実した、ステキな夏を過ごしたことと思います。 え? パッとしなかったたって? まあ、冴えない夏もありますよ、そういうことも。 だけど来年があるし。 気を落とさず、今日ももちょっと頑張りましょ。 ところで、こういった時季に思い出すあなたの「夏をおしむ歌」ってありますか? ぜひ、それを教えて下さいませ、ませ(^_^)v わたしの場合はこれかニャア。 ♪鈴木雅之「ガラス越しに消えた夏」 http://www.youtube.com/watch?v=1pZse_jJTbI 昔はこんな歌もよく歌っていた。 ♪サザン・オールスターズ「夏をあきらめて」 . . . 本文を読む
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視線の境界面について考える

2011年08月26日 | Blog & Photo
以前ご紹介したことのあるマイミクのpita~☆さんは、よく水面フォト、水辺フォトを撮っている。日本って、水の王国なんだなぁ、と感心してしまうくらい、たくさんの写真がアップされていて、訪れた人の眼を愉しませてくれる。 わたしも、pita~☆さんほどではないけれど、水辺の写真は、ときどき撮影する。 こういうのを見ていると、日本が雨が多く、水量豊かなアジアモンスーンに位置していることがなんとなくわかる。よく知られているのは、関東では潮来周辺、九州では柳川。東京の本所、深川界隈も、古地図などを眺めると、かつてまちがいなく水郷であった。 水面あるいは水辺の写真の魅力。 . . . 本文を読む
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ポートレイトについて考える

2011年08月25日 | Blog & Photo
写真に「王道」がもしあるとしたら、それはたぶん、ポートレイトだろうと、若いわたしは考えていた。 絵画の歴史をふりかえってみよう。昔から画家を職業にするというのは、王侯貴族の肖像画を描くということであった。西洋の場合は、宗教画とこの肖像画が、二つの大きな潮流であった。しかし、それについては、長くなるからここではふれないことにしよう。 写真の「過去」をふり返ると、やっぱりポートレイトは、かのナダール大先生以来、脈々と生き続けているし、これからも、その命脈が絶えることはないだろう。ただし、町の写真館なるものは、残念ながら、ほぼその命脈が尽きようとしている。 . . . 本文を読む
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一草庵から二草庵へ

2011年08月24日 | Blog & Photo
ところで、このあいだ、自由律俳句の人気ナンバーワン種田山頭火「山頭火句集」(ちくま文庫)を読んでいて、山頭火の茅屋が一草庵と名づけられていることが判明。四国松山に構えた、終の栖がそれで、彼は約2年ここで暮らし、昭和15年57歳で突然死している。 山頭火を師と仰ぐわけではないので、「一草庵」でははばかりがある。 というわけで、今日から、一草庵あらため、二草庵と名称を変更します。 右手、左手・・・に見立ててあり、この双方がないと、やっぱり、“わたし”という存在が成り立たないから、ちょうどいいといえばいえる(=_=) いつもご覧いただき、ありがとうございま~すm(_ _)m . . . 本文を読む
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後ろ姿のエレジー 2

2011年08月23日 | Blog & Photo
人の後ろ姿。 後ろ姿って、なんでこうも、エレジーを醸し出すんでしょうねぇ。 1)人生がにじみ出る 2)想像力をかきたてる 3)歌が生まれる 4)表と裏。裏が表を作り出す 5)世界を「知る」とは、たぶん、裏を知ることである 晩唐の詩人、于武陵の「勧酒(酒を勧む)」の結句に、有名な詩がある。「勧酒」は、「唐詩選」に収められている。 . . . 本文を読む
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写真「夜のバス」と「アダージョな秋がはじまる」(ポエムNO.46)

2011年08月22日 | 俳句・短歌・詩集
しばらく写真日記を書かなかったので、久しぶりにこっちがメインで、詩をふろくにした日記を書いておこう。 まずは、アルバム「夜への階段」から2枚。どちらもバスなので、「夜のバス」としておく。 トップに掲げたのは、たしかニコンD7000、ISO3200で撮影している。 デイライトで眺めるとなんの変哲もないような被写体でも、夜の人工照明下だと、シュールなイメージを取り込むことができる。 通勤で片道30分。いろいろなデザインのバスとすれ違う。 これもそう。 バスは夜が断然おもしろ~い(^_^)/ . . . 本文を読む
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