■「若者よ、マルクスを読もう――20歳代の模索と情熱」
内田樹 石川康宏(角川ソフィア文庫2013年刊)
タイトルから察せられるように、超初心者向けの本である。2010年かもがわ出版から刊行された単行本が角川文庫に収録されたもの。
内田樹さんのお名前があったので、手をのばした。石川先生とは、神戸女学院大学で、内田さんの同僚、7歳ほど年下で、マルクス学の専門家と紹介されている。
《読めば頭がよ . . . 本文を読む
(「視線の考古学」ということばがやってきた。レトロなカメラにレトロな一隅)
わたしは境界線上を歩いているのだろうか?
右側はフィルム写真、左側はデジタル写真。
その線上をジグザグと、あるいはよたよたと歩いている。
今年は秋になって、2台のフィルムカメラがやってきた。
キヤノンAE-1と、ニコンFE2、どちらもいつ毀れるかわからない電磁レリーズ機種。
そのためモチベーションがUPし、ロモネ . . . 本文を読む
(最後のフィニッシュが決まらなかったので、評価が下がった)
う~ん、本書の第七章(最終章)にはいささかびっくり(*゚。゚)
たぶん“まとめ”に入ったのだろうが、まるで木に竹を接いだような無理がある。わたしの眼にはそう映じた。
マルクスに代わって、カントとハーバーマス理論の要約・紹介となっているのだ。改めて鈴木直さんの来歴、肩書を見返すと“社会思想史”が専門だとある。
しかし、この最終章が . . . 本文を読む
世の中には、本物のボランティア精神をもった人が存在する。
数週間前にも、こういうお父さんを見かけ「ご苦労さまです」とお声をかけたらびっくりしておられた。
公園でゴミ拾いをしていたのだ。
この人は、道端に散乱したゴミを片づけている。頭が下がるというしかない。
ありがとうございます。
ボランティアというと、災害現場ばかりニュースになる。しかし・・・そうではないのだ。
日常の中で「だれかがやらなければ . . . 本文を読む
(昨夜この「マルクス思想の核心」を読みはじめた)
漫然と書籍の世界に耽溺しているようだけれど、わたしなり方向性ははっきりしている。
1.聖書(旧約・新約)を読む
2.プラトンまでさかのぼって、哲学書を読み、哲学史に理解を深める
3.その中から、デカルト、スピノザ、ニーチェなどと、フランスの「ポストモダン」といわれる一群の思想家について、ある程度の知見をもつ。
4.世界史に関する読書を継続 . . . 本文を読む
(本の片づけをしていたら、200枚ばかりの紙焼きが出てきた。いまはサンノゼSanJoseで暮らしている娘が4歳のころの一枚)
「日日是好日」(にちにちこれこうにち)ということばがある。わたしはひびこれこうじつと読んでいたが、禅宗の雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師のことばだそうである。
振り返ってみると、平々凡々たる日常とは、見方を変えれば、“好日”なのであろう。自分や家族が病気になったわけ . . . 本文を読む
(おまけの1枚は浅草寺境内。撮影したのは2007年6月)
はやくもこの一年を振り返る頃合いがやってきた。
年をとったせいだろう、歳月の瀬音が耳を通過するスピードが、年々加速し、
半ば呆れながら、ことこと、カチカチと過ぎていく時間と対しているといったありさま。
今年2018年は、何を見、何を考え、何を撮り、何を書いたのだろう(。・_・)
まず2017年に書いた記事を振り返る。
1. . . . 本文を読む
父を銀行へつれていって、その待ち時間、ストリートをぶらついていたら発見した風見鶏、ワーゲンタイプ。しかも強い斜光線をあび、シルエットになっている(^^)/~~~
販売・修理の金田時計店はいまだ現役だった。街撮りをするのは、こーゆー掘り出し物があるから。
ソニーRX100M3の望遠側だ。
師走だからだろう、人びとはそれぞれ忙しそうに走り回っている。
クルマもびゅんびゅん(*・д・)
途中下 . . . 本文を読む
こんなところに牧場が!?
前橋市だけど、山麓地帯ではなく、伊勢崎市との中間地帯。
近くには郊外型の大型ショッピングモールがある。
サビが浮いた「関牧場」の看板を狙っていたら、うまいぐあいに飼料を満載したダンプカー(^^)/
お気に入りの一枚となった。
キヤノン5D&40ミリF2.8STM。
OVFはやっぱりたより甲斐がある。
キヤノンRもニコンZ6もファインダーのぞいたけど、被写体のダイ . . . 本文を読む
信号待ち、ふと隣りに止まったトラックのタンクをみたら「お漏らし注意」だって。
オーナーはしゃれのつもりだろうけど、いい趣味とはいえんぞ(^^;)
品がない・・・というのも、大人げないけどねぇ(笑)。ムフフ . . . 本文を読む