今年1年は読書にはあまり身が入らなかった。いや、本は毎日、毎晩読んでいる。音楽を聴いたり、本を読んだり。その時間を捻出するため、地デジ対応のTVはわが家には置いてない。アプリ=ゲームにも手を出さないと決めている。お若い方と違い、「人生の残り時間」を考慮しなければならない年齢に達した・・・という認識があるからである。おっさんからじいさんへ。精神的にはともかく、肉体的な衰え、老化は十分自覚している。そう心がけているにもかかわらず、文学や歴史の本はたいして読めなかった(^^;)
しかし、ディスクに耳をすまし、わたしにとってあたらしい、未体験の音楽とは、たくさん出会うことができた
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ベストセレクションの最終回は「ネコの散歩道」シリーズからのチョイス。今回は二枚、三枚ではなく、四枚ピックアップしてみよう。
わたしはイヌ好き、ネコ好き。ものごころついたころには、わが家はイヌ、ネコ両方飼っていた。だからいつだって、家族の一員のようにして彼らと暮らしてきた。祖父の代は生粋の農家。豚や山羊、牛、鶏。祖父が鶏をしめて殺し、雨樋に逆さ吊りにして血を抜く凄惨な作業を、遠くのほうからおっかなびっくり眺めていたことがある。だから・・・というだけでもないが、いまでも「鶏肉」は好んでは食べない。あの断末魔の悲鳴をいまでも思い出す(^^;)
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第10回は「Beautiful Wind(上州風)」である。このシリーズは、オリンパスE-P3がやってきたことによって、今年3月にスタートしている。街撮りシリーズやフラグメントと密接にかかわっている。ほとんどクロスオーバーしているといってもいいくらい・・・。写真を厳密にテーマごとに分類するのはむずかしい。だから同じような写真が、「Beautiful Wind(上州風)」にあったり、街撮りにあったり、フラグメントにあったりする。マイミクさんの中には、撮影した機材によって分類している方もいる。その方が、分類には迷いがなくていいかも知れないが、カメラは・・・とくにデジタルのカメラは、5~6年、あるいは7~8年で入れ替わってしまうけどね。
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先頭の<中古車センターの夕暮れ>は藤岡市のバイパス沿いにあるBOOK OFFの駐車場から撮影。フレーミング、露出を変えて5~6枚写した中の一枚。右に見える櫓の向こうには、名山浅間山のシルエットがある。マグネシウム灯のグリーンと、球切れとなった電球ケースのシルエットの対比を見たとき、むらむら写欲が漲ってきた(笑)。仕事で出かけたさきの「ついでショット」だけれど、印象的な一枚を拾った。葉を落としたプラタナス(たぶん)のシルエットも効いている・・・と、わたし的にはかんがえている。
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ブルル~、寒い。だけど、こんな日の夕景はため息が出るほど美しかったりする。オーバーを着、マフラーを巻いて、今日も利根川河川敷のほうへクルマを走らせてみた。千変万化するちぎれ雲。ゆっくりとではあるが、刻一刻と表情がかわってゆく。この季節ならではの愉しみかもしれない。今年は例年に比べて、季節の進行が1ヶ月はやい。12月のうちから、くり返しきびしい寒波に襲われ、北海道や日本海側は、12月としては記録的な大雪がつづいている。 . . . 本文を読む
いよいよ第8回。こういうことでもないと、自分が撮ってきた写真を見直ししないからなあ(~o~)厳密かつ慎重に選んでいるというより、ほとんどの場合、掲載作は「エイヤッ!」と決めてしまう。あれかこれかと迷いはじめたら、キリがないですからね。「フラグメント」はその名の通り、断片の集積。あまり情感のない、ドライなイメージの断片で構成してある。
このシリーズはRICHO CX4が手許にやってきてからはじまり、現在はCX6へと引き継がれ、現在も進行中。カメラケースをベルトに通して、大抵どこへいくにも持ち歩く。仕事が不動産業なので、あちこちへ出かけていくのけれど、大部分がそういった折りの「ついで写真」ということになる。
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暗い夜の底でゴイサギが啼いている。あれはなんのために啼いているんだろう。クルマのヘッドランプが 峠道をのぼってゆく。・・・二台三台 四台。クルマの音は聞こえない。そういう距離なのだ 五百メートルはあるだろう。ぼくはホテルの二階の窓からそんな光景を見るともなく見ていた。いまから二十年か もっと昔のこと。そんなほとんどなんに意味もない記憶が甦ってくる。ああ なんだか疲れているんだろうか。
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これまで何度も日記=blogに書いているように、三毛ネコの「三毛」は、つぎのカテゴリー3つに分かれる。1)文学・歴史、そしてポエム。その他の雑多な読書。2)写真とカメラ。3)音楽、おもにクラシックCD鑑賞。
この3つのカテゴリーを、不定期にではあるが、順ぐりに回っている。根っ子は無意識の世界に深く食い込んでいるので、いつなにをどうするというのは、必ずしもわたし自身といえども、「意のままになる」わけではない。
しかも、偶然性に対する依存率も高い。写真散歩に出かけたさきで、BOOK OFFにあったディスクにはまって、散歩をはやめに切り上げ、CDにのめり込み、しばらく抜け出せない・・・なんてことは始終あるのだ(笑)。
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いつも同じような文体ではあきてしまうので、今回はセルフインタビュー形式で書いてみよう。■ M:Mikeneko■ I:インタビュアーI:なぜいまごろになって、フィルム写真に復帰したんですか? 便利か不便かといったら、デジタル画像とは比較にならないし。コストもそうですね。M:その通り。不自由で不便。どんなふうに写っているのか、その場ではわからないですからね。だけど、10代の終わりころから、50才くらいまで、そういう写真に魅せられ、そういう写真を撮ってきたんですね。デジタル時代になって写真と出会い、写真を撮るようになった世代とは、そこが決定的に違います。
I:だけど、もうもどれないといっていたのでは? コストの問題は無視しえないし。
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ディープなカメラファンは年々少数派に追いつめられていくが、まだ滅びてしまったわけではない。隔月刊だか季刊だか知らないけれど、フィルムカメラを中心に編集された情報誌は「CL」「カメラマガジン」など2、3誌が継続刊行中。予期しなかった収入が少しあったので、さてさてどう使おうかと迷ったけれど、「後に残るものをなにか・・・」と考え、趣味のクラカメという結論に達したのだ(笑)。そして、バックナンバーにさかのぼって雑誌を耽読し、6×6判に辿り着いた。日記を振り返ってみると、ヤシカマット124Gがやってきたのは、今年2012年3月8日。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1828372600&owner_id=4279073地元中古カメラショップで、オーバーホール済の完動品を買った。傷みのない、ピカピカのボディで、露出計もバッチリ!
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