本書も書店で見かけてパッと買ってしまった衝動買いの一冊。
100分de名著シリーズはこれまで7~8冊は読んでいるが、なかなか書評を書きたくなるような、すぐれた内容を備えたものとぶつからなった。読書人ではなく、一般の視聴者を想定し、TV番組の枠内で話されたもののテキスト化だから、まあこんなレベルかな・・・と思わないでもない(^^;)
「大衆の反逆」とは、端的にいえば反ポピュリズムの本である。
・第 . . . 本文を読む
両親がデイサービスに出かけていて、母屋は留守のため、出入りができないケンタと遊ぶ(^^)/~~~
クルマの屋根に載せてやったら「いやだよ、おいらをはやく下ろしてくれにゃ~」と猫語で訴える。
アハハ、温かくていいんじゃねえの(^ー゚)ノ . . . 本文を読む
《ルネサンスとともに幕を開け、第一次世界大戦によって終焉を迎えるヨーロッパの近代。アジアやイスラームに後れをとり、その形成期にはさほどの経済力・軍事力を備えていなかったヨーロッパが、二〇世紀初めには人類の半分以上を支配するに至った。なぜ、この時代に世界を席巻することができたのか?それを可能にした力の根底には「宗教と科学(の相剋)」がある。本書はこうした視座から、近代ヨーロッパが世界史を一変させた秘 . . . 本文を読む
先日、長い間行方がわからなくなっている「悲しき熱帯」「野生の思考」を買いなおし、スタンバイさせてあるが、どちらも過去に二度、数十ページで挫折した苦い経験がある(ノ_・)。
なので、また同じあやまりをおかさないよう、外濠を埋めてから本丸に取りかかるつもりで、本書を手にした。
このほか小田亮さんの「レヴィ=ストロース入門」(ちくま新書)や渡辺公三さんの「闘うレヴィ=ストロース」(平凡社新書)も持って . . . 本文を読む
おー、久しぶりにスカッとしたヌケのいい写真が撮れたかな(*゚ー゚)v
あまりにコントラストが強くて、レタッチで少しゆるくしてこの感じ。
老舗の醤油屋さん、解体で煙突だけ残った。
オリンパスPEN-F&標準ズーム。 . . . 本文を読む
新刊書店の散歩をしているとき棚にあったのを見つけた。
その場で立ち読みし、即買い。
いや~、こんなガイドブックがあったのか・・・これはぜひ、はやめに読んでおこう、と。
というのも、レヴィ=ストロース、ミシェル・フーコー、ドゥルーズ等、フランス現代思想の本が、昨年秋あたりから身辺に集まってきているからだ(。・_・)
歴史と文学のジャンルに較べて、哲学・思想・宗教の分野はむずかしい。
若いころから読ん . . . 本文を読む
自宅近くの井野川で、護岸工事がおこなわれている。
氾濫したなどとは聞いたことないのに、何のための“自然破壊”なのだろう?
開発という美名に惑わされているのかな(=_=)
カワセミの住処が、あるいは他の野鳥の住処が、こうしてどんどんと消えていく。
都市化の波が、自然と人間を分断する、悲しいなあ、悲しい。 . . . 本文を読む
(デザインがいかにも昭和を感じさせるロレアルサロン・ボニー美容室)
ニッコールレンズ7本。
24ミリF2.8
28ミリ 〃
35ミリF2
45ミリF2.8p
50ミリF1.4
50ミリF1.8
55ミリF3.5マイクロ
フィルムカメラでは、ニコンのマニュアルレンズが、いつのまにかこれだけたくさんやってきた。
24~28ミリは、画角が広すぎて、田舎町ではどうにも使いにくい。
大都市や人混 . . . 本文を読む
鈴木董さんは、すずきただしさんとお読みする。東京大学名誉教授で、西アジア・イスラム史を研究、とくにオスマン帝国の専門家として、多くの著書がおありになる。
塩野七生さんの「コンスタンチノープルの陥落」「海の都の物語」「十字軍物語」等を読みながら、歯がゆい思いをたっぷりと味わったため、いずれトルコ史の本を読んでみようとは思っていた。
ヨーロッパ側からではなく、トルコの側に立って、世界史を眺めることが . . . 本文を読む