いやあ、ことしの冬は寒さがきびしいですね。
痩せでご高齢の寒がり三毛ネコはすっかり震えあがっています。
例年ならコタツやベッドにもぐりこんで、本などにしがみついているんですが、
ことしは重装備して、カメラ散歩などを飽きもせず愉しんでいます(^_^)/~
昨日はお尻まですっぽりつつんでくれるオーバーコートなど買って、寒さをしのいでいます。
お客さまが訪れる会社ではともかく、自宅では省エネのため、一切エアコンは使用していません。だから、指先などが冷える、ひえる。よって、部屋の中でも手袋(笑)。
気象情報によると、北国では例年になく、雪が多く、生活に支障をきたすなどして、ずいぶんご苦労されているようですね。
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このところ、RICOH CX6の出番が多く、いろいろと愉しんでいるけれど、トイフォトのほかにわたしが愛用するようになっている機能に、夜景マルチショットがある。
手ぶれしないスピードで連続撮影し、カメラが画像合成してくれるという、IT機器ならではの飛び道具。たしか、CX5から搭載されたはずで、試写を重ねているうち、十分実用になるすぐれた機能であることがわかり、文字通り夜景に重宝している。
トップの一枚は信号待ちで止まったとき、道路の反対側にあるヘアサロンの窓を撮影したもの。たしかに、手ぶれしていないし、露出は室内にほぼ合っている。わたしは露出補正していないから、カメラが高輝度側を適正と選択したのである。むろん、手持ちで、運転席の窓をあけての撮影。
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わたしは幅6mの道路から、駅前のメインストリートへ出ようとして、クルマを一旦停止させ、それからゆっくりと前方へすすんだ。そこへ左から、パンツルックの妙齢の女性があらわれた。物陰から、不意に出現したので、急いでブレーキを踏み、彼女は会釈して、5m道路を右へと渡った・・・と思ったら、じつはメインストリートを横断したかったのである。そのまま横断歩道へ向かった。するとその右にひかえていたガードマンのおじさんが飛び出してくるのが、チラと見えた。わたしはカメラをかまえ、ほとんどノーファインダでシャッターを切った。
その間の経過時間は、5~6秒だったように覚えている。トップにあげたのが、そのときの窓越しショット、ノートリミング。視界がやや右に傾いているのは、とっさの判断なのでやむをえない。臨場感を重視し、傾きの補正はしないでおく
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まもなく1月が終わり、2月に突入する。
この時期は賃貸業を手がける不動産屋にとっては、繁忙期となる。入学・就職・転職などで、人が動くからである。そこへもってきて、自営業なので、確定申告がある。2~3月は仕事に追いまくられ、趣味へそそげる時間が激減する(-_-)
・・・はずなのだが、ことしはどうなることか?
お客さまの動きが、これまでとは徐々に違ってきているので、正直いって、予測しにくくなっている。賃貸物件をたくさんかかえた大手不動産業者は、この時期に、1年の2/3に相当する収益をあげるところがある。しかし、忙しいのは土日、2、3月という決まりきったパターンがくずれてきているのである。
タイヤも新品に取り替えたし、寒さ対策もOK。いくらか、身辺がざわめいてきたぞ(^^;)
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うーん、すっかりはまってしまった!
働く自動車のおもしろさに。
考えてみると、働く自動車はどこにでもいる。
県道や国道、作業場、駐車場、そのへんの道端。
遠くまで撮影に出かけていく必要はない。
・・・というわけで、近隣をクルマでまわって、働く自動車の姿を追いもとめた。
撮影ポイントをまず、イメージする。
順光で、陽あたりがよくて、背景もフォトジェニックなポイント。
やや高台だったり、いくつもの道路が交差していたり、歩道橋から見下ろせたり。
そういう場所を、4カ所ばかりまわって、働く自動車を撮影した。
メーカー車種は同じでも、デザインがバラエティーにとんでいる。
正面から、後ろから、上から、横から・・・はい、どこからでもどうぞ!
いらっしゃ~いである(笑)。
連写はしないから、いつだって、狙いすまして一発勝負。
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これまで何度も書いているように、写真家にはアトリエは、ない。
出かけていって、光を読み、被写体を発見して、レンズを向け、フレーミングを考え、シャッターを押さなければ、作品をつくり出すことができない。
そこにある、美しい光。
そして、被写体への、いわば愛。
一瞬の光景へのあいさつといってもいいかもしれない。
美しい光は、いつでもどこにでもある・・・というわけではない。
見つけようとしなければ、見つからないし、感受性を研ぎすまし、「いま、そこ」にあるものを瞬時に見極めなければならない。
すると、ときおり、偶然の女神が微笑んでくれる♪
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このシリーズは独立してから、まだ1ヶ月にならないのに、100枚を突破し、part2に入っている。とにかく・・・なんだか無条件におもしろいからである。
広いとらえ方でいえば、ソシアル・ランドスケープ(社会的な風景)である。
どうしたわけか、昆虫写真からそれていったとき、自然の風景への愛着がみるみるうすれ、夕景・夜景をときたま撮影する程度になってしまった。それにかわってにわかに浮上してきたのが、ソシアル・ランドスケープへの関心なのであ~る。
働く自動車といっても、トラックやバスなどの大型車に、まず眼が吸い寄せられる。迫力があって、デザインに変化が見られ、背景を意識して撮れば、多種多様な写真が撮れる。
どういうわけか、止まっている自動車より、動いている自動車のほうがおもしろい。
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いろいろな写真を撮っていると、どう分類していいのかわからない写真が生まれてくる。
そういう場合、わたしは概ね、「フラグメント」というアルバムに放りこんでおく。
現実やイメージの、文字通り断片なので、それ自体としては、意味が完結していない。
ジグソーパズルのワンピースみたいなものだから、それだけでは意味をなさないようにみえる。イメージは不確定的で、多義的で、浮遊的である。
しかし、そこにおもしろさが潜んでいる。
これは写真でしか表現できない世界ではないか・・・と、わたしは考えている。
向こう側と、こちら側の中間地帯。
そこに、さまざまなイメージがうごめき、変化し、見る者を挑発する。
人間はそういった一見アモルフなもの(形態をもたないもの)を介して、イメージによる思考をおこなっている。明快なことばにはなじまないというか、翻訳できない。
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昨日はめずらしく、関東一円に雪が降った。
平野部でも10cmは積もるとの予報だったので、タイヤを交換したほうがいいかな・・・とおもいつつ、無精を決め込んでいた。ところが、降りだしが遅かったせいか、冷え込みがゆるかったせいか、高崎、前橋あたりでは、ノーマルタイヤでもなんら支障のない程度の雪におさまってくれた。
不動産屋なので、通勤だけでなく、あっちこっちと走り回るのが仕事。
大雪だと当然、仕事に影響が出る。
たしか、ことしはじめての雪。
雨すら一滴も降らなかったから、大地はカラカラだった。
農家は「いいおしめりだ」とよろこんでいる。
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町はたとえそこがどんな町であろうと、その町にしかない雰囲気がある。
何十年、あるいは何百年もかかって、次第に形成された、幾世代もの人びとの生活のいとなみが、町のいたるところ、分厚い地層のように堆積している。
妻沼町やその東にある古河市は、いずれはいってみたかった。
撮影に夢中になり、「いい風景」をさがしてクルマを走らせていて、利根川にかかる刀水橋(とうすいばし)を南へ、つまり、埼玉県側へ渡ってしまった。
そうして、ひとつの町へ紛れ込んだ。
写真はわたしにとっては、記事(日記)の挿絵ではない。
だから、妻沼のアルバムを見て、その町の概略や、観光スポットや、旧跡をたどろうとする人は、肩すかしをくらうだろう。そんな作業はタウン誌にでもまかせておけばよい。
過去に昭文社の「上撰の旅」という観光ガイドの群馬版を作り直すお手伝いをさせていただいたことがあった。むろん、お金をいただいたから、仕事(アルバイト)として。 . . . 本文を読む