■虫むし注意報■
苦手な方はここからUターンして下さい♪
記録的な猛暑がつづいた5月が終わる。
いや~、ほんと参った。自宅では可能なかぎりエアコンは使わないようにしているけれど、夜、扇風機を回さないととてもじゃないけど寝付けない。昨日の最高気温34度だったし(;´ρ`)
今月後半の猛暑日のせいで(たぶん)、すっかり活字モードのスイッチがONになった。
・・・というわけで、写真つながりのマイ . . . 本文を読む
大いなる喪失に耐える。腰痛、歯痛に耐えるように、しばらくはしゃがみこんで。それから歩き出す。わたしは古代カルタゴの戦士だったことがあるようだ。いや・・・たしかに戦士であった。それからローマがやってきて、血が流れ、多くの血が流れ、大地を染めて。真紅の薔薇を眺めていると、そこに前世のぼくが映り、戦友たちのさんざめきが聞こえる。
あるときは古代カルタゴの戦士、またあるときは、インドのマハラジャ・・・ラ . . . 本文を読む
詩は書いているけれど、わたしにわたし固有の詩論の持ち合わせはない。
詩は汗やあくびのように、日常生活をいとなんでいる精神(もしそういうものがあったとしたら)の中から「生まれてくるもの」である。
しかしいつも、いつもそういってすましているのではなく、捕えがたいものを捕えようとたまには努力してみようかという気分になってきた。
そういう気分になったのは、小林秀雄の「表現について」(新潮文庫「Xへの手紙・ . . . 本文を読む
色が弱っていくな。
色 いろいろな色いろ。
しかし・・・
しかし 終わりのはじまりがはじまったが
衰亡までまだずいぶん時間がある。
数百年 数千年 という時間の単位かも知れぬ。
褪せていく日常 褪せていくキアゲハや文学碑や寺社仏閣。
色 色のいろいろ。
オレンジ色がグレープフルーツのつもりではしゃいでいる。
黒が二千年まえの隕石のように沈んでいる。
おれはおれの色を神仏に問いかける。
しと しと . . . 本文を読む
「家霊」は以前から手許にあり、「老妓抄」だけを読んだまま長らく寝かせてあった。
ちょっとした気まぐれから三浦しおんさんというライトノベルの小説家の作品を2冊読み、レビューですでに書いたように、物足りない思いをしていたので、書棚の奥から引っぱり出して読みはじめたら、これが凄かった!
本書には「老妓抄」「鮨」「家霊」「娘」の4編が収録され、解説(巻末エッセイ)をふくめて、全120ページという薄さである . . . 本文を読む
苦いビールがなぜうまいのかというと
その「苦い」がいいのだ。
ホップが口の中ではじけ
気分転換がはかれる。
議論したり 咳込んだりしたあとで口をすすぐみたいに
ビールを飲む。
そんな夜が何日もつづいたな あのころ。
淋しさの岬 そのはるか彼方に夕陽が沈んでいくのを見ている。
隣りにいるはずの人はいつのまにか消えて
振り返るとぼくの長い影が
小説的なフィクションに寄りかかった旧い街角のほうへのびて . . . 本文を読む
朝日新聞の書評欄で、蜂飼耳さんが、先日亡くなった長田弘の全詩集を取り上げていた。
わたしはこの見事な文章を読んで、長田さん、蜂飼さんの両者に関心をもった。
まさに“書評”のお手本。
長田さんは「われら新鮮な旅人」しか読んでいない。蜂飼耳さんとなるとまったく未知の詩人だな(^^;)
「人生は何で測るのか。./本で測る。/一冊の本で測る。./おなじ本を、読み返すことで測る。」
長田弘の詩がひろげるの . . . 本文を読む
はじめにお断りしておかねばならないが、正確にいうと、「愛書家になりそこねた男のたわごと」ということになる。
愛書家はコレクターに準ずる。しかし、コインだとか、切手だとか、テレホンカードなどのコレクターと比較し、ランク的にはもっと、財力があって、知的水準も高いランクの人たちであろうと信ずる*´∀`)ノ
わたしの場合は財力はもちろんのこと、知的水準もたいしたことはない、ハハハ´Д`
だから「なりそこ . . . 本文を読む
キイロテントウさん、しばらくお遇いできなかったけれど、
昨日バッタリ(^_^)/~
ナミテントウさんやナナホシテントウさんと較べて、一回り小さく、可愛らしさ満点、きっとたくさんの女性ファンがいるはず♪
「きゃ~~、カワイイ!」という黄色い(!)声が聞こえてきそうだ。
ここ1、2年はキイロちゃんとお遇いするチャンスがなかった。
小さいから撮影が大変(;´-`)
微風でも葉っぱといっしょにゆらゆ . . . 本文を読む
北関東ではこのところ何日も本格的に雨が降らない。
降っても気休め程度パラリ、パラパラ。
気温が高く、降雨がないから、野菜の出来がよくない。
風が吹くと、砂塵が舞って、ほんとうに始末が悪い。
今日は父親の通院日。
すでに免許証は返上してしまったので、わたしが運転手をつとめている。
まだ車椅子の世話にはならないが、足許は危ない。
待ち時間が長い(約2時間前後)ため、わたしは中抜けし、近隣をカメラ散 . . . 本文を読む