人間の眼は、未知の世界への触手として、すぐれた機能をもっている。
いや、人間の眼ばかりではなく、動物やその他の生きものにとって、まなざしは五感の中でも、外界へ向けられたいちばん大事なサーチライトなのである。
眼は探索、認識のために日常的に酷使される。写真をやっている人は、とくに眼が敏感。
写真と言語、その双方を自在に操ることができる人は、むしろ少数派で、どちらか一方に偏っている人のほうが多いかも . . . 本文を読む
近ごろ、ヒマさえあれば近所のフィールドへ出て、野鳥の写真ばかり撮っている。
「よくもまあ、飽きもせず」
なんですが、まあ、期間限定・・・ですからねわたしの場合(笑)。
新緑の季節になったら、一時野鳥撮影からは撤退する予定です。
不動産屋は繁忙期にさしかかっているのですが、昔のようにはっきりしたピークはやってこないな。
でも、やっぱり人びとが移動する2月3月は、7月8月よりは忙しいです^^;
と . . . 本文を読む
あいたい・・・は、“会いたい”でも“逢いたい”でもなく、遇いたいという文字を使いたいと、わたしは思う。
くどくど説明しなくても、その意のあるところはわかってもらえるだろう。
「このあいだ、この場所で、何時ころあえたからまた、きっとあえるだろう」
そんな期待は、しばしば裏切られる。
そういうお相手に対しては、遇いたいという文字がふさわしい。
これまで見たことのない鳥に遇いたい、遇ったら撮影したいと . . . 本文を読む
これだけシャープ&クリアに撮れたら文句はないなあ、90点差し上げます☆
オリンパス75-300ミリズーム35ミリ換算600ミリ(デジタルテレコン1200ミリ)、手持ちで撮影しています。
ただしマニュアルのピント合わせ1/3くらい。左手けっこう忙しいです^^;
鳥さんは、ジョウビタキ♀。 . . . 本文を読む
これ、なんだかご存じですか? そう・・・ムラサキシジミなのです。はじめ見たとき、単なる枯葉だと思いましたが、一瞬開翅し、メタリックブルーの鱗粉が眼を射たのでわかったのです。
そうか、越冬するんですね♪ . . . 本文を読む
新潮文庫第27巻「すべての道はローマに通ず」から再読をはじめたローマ人の物語は、35巻「最後の努力」まできた。
「終わりのはじまり」「迷走する帝国」も、レビューを書いておこうと考えたが、忙しさにかまけて、ついパスしてしまったから、ここらで少し書いておこう。
このシリーズに、塩野さんは完成まで15年を費やしている。それだけの価値があるとおもって、取り組んだのだ。そして「ローマ人の物語」は、堂々たる . . . 本文を読む
あなたはコンビニのレジで、1分以上待たされるとイラつくこと、ないだろうか!?
わたしはつい、イラついてしまうタイプε(・_・)
そういうせっかちな人は、野鳥撮影にはむかない。
だけど、そういう人が、現代の日本ではすご~~くふえていないだろうか?
「自分はそんなせっかちじゃないぞ」と、以前は思っていた。
ところが「あんたも同じだよ」ということに、最近になって気がついた。
“簡単・お手軽・待たされず . . . 本文を読む
この冬、なぜか野鳥ばかり撮っている。
いや・・・ほかの写真も撮らないわけじゃないけど、わたし本人としては、すっかり野鳥loveなのであります♪
水辺の鳥さんより、どちらかといえば、山野の鳥さんのほうがよりいっそう好きみたいです☆
いまとくに狙っているのは、ルリビタキの♂、♀。そしてミヤマホオジロなんかもあこがれています。
先日嶺公園でシロハラを撮った日、埼玉県からやってきたというおじさんに話し . . . 本文を読む
もたもたして仕事に追われているあいだに、もう1月11日となってしまった。
今年はなにを、どんなふうにやっていこうかと考えて、正月早々、レンズを1本追加と決めた。
一昨日、オリンパスの75~300ミリF4.8-6.7というズームレンズがやってきた。
昨日、今日と試し撮りしてみて、大きな欠点があることが判明\(_ _*)m
それはレンズではなく、ボディ側にあった。
コントラストAFは、画面内のより . . . 本文を読む
仕事はじめが昨日5日。いきなり、葬儀のお手伝いからのスタートとなって、てんてこ舞い。まだ当面忙しいけれど、明日はむりやり休み・・・の予定。
「光陰矢の如し」なので、もたもたしてはいられない。
さてさて、今日は眼の進化について。
眼の進化といっても、この場合は、“探鳥のための”という意味。
人間の眼は、機械の眼とは違う。
そこにあるものすべてを公平無私に映し出してはいないのである。
感情のフィルタ . . . 本文を読む