二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

21世紀研究会編「イスラームの世界地図」(文春新書2002年刊)レビュー

2019年12月31日 | 哲学・思想・宗教
想像以上におもしろかった!! イスラームの宗教、歴史を超初心者にわかりやすく解説。 イスラームに関する本はこれまで数冊読んだ経験がある。その中において、一頭群を抜く。痒いところに手が届くといった、具体的な記述、図版、写真がうまく配されている。 「こういう本が読みたかった」といいたくなる一冊であった。 刊行されてから18年あまりたっているため、ISなどは登場しないし、情報的には賞味期限が切れてしま . . . 本文を読む
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赤い実

2019年12月30日 | シャッフル/photos
ここは圃場整備する前、わが家の水田があったあたり。 12畳ほどの池もあって、毎年カルガモさんがやってきた。その子孫は現在でも、冬場に見かける(^^)/  帰巣本能って、すごいものだにゃ。 先日通りかかったら、赤い実がネットフェンス際で鮮やかだった。 何ていう実だろう、まだ調べていないけど。 . . . 本文を読む
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朝比奈隆とブルックナー

2019年12月29日 | 音楽(クラシック関連)
名指揮者といわれる人の多くが、晩年、最晩年にいたって、ブルックナーにたどり着く。わたしがすぐに思い出すのは、カラヤンであり、ヴァントであるが、小沢征爾も、数年前にブルックナーの全曲盤をリリースしたらしい。 ところで、一昨日からわたしもブルックナー熱が再発し、CDラジカセやらミニコンポ等で、ブルックナーに入り浸っている(^^♪ どう表現したらいいのかわからないが、ブルックナーの音楽につつまれている . . . 本文を読む
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かりんの木

2019年12月28日 | シャッフル/photos
わが家の裏にあるかりんの木。今年は例年にない豊作だった(@_@)  しかしこんな果実、かりん酒にでもしない限り、食用にはならない。渋味があって、しかも硬いこと硬いこと! 見ているだけならキレイなんだけど。 かりん酒なんて、漬けなくなって、もう何十年。 ほったらかしておいても、木だけは立派になった。 . . . 本文を読む
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朝比奈隆の伝説のライブ音源

2019年12月28日 | 音楽(クラシック関連)
左はヨッフム&ドレスデンシュターツカペレ(1976年)、右は朝比奈隆&大阪フィル(1994年)、どちらもブルックナーSymphnyNO.8。 右の朝比奈盤は伝説のライブといえるもの。 拍手と歓呼が、約15分間鳴りやまなかった。それも収録され、101分もの長尺となっている。 この場にいたら、どれほど感動しただろう。 この楽曲のすばらしさは、いまさらいうこともない。4楽章すべてが、充実の極み、ブルッ . . . 本文を読む
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今年1年をふりかえる ~現代詩 通期1編

2019年12月28日 | Blog & Photo
  (夕景をバックに群れ飛ぶカラスども) 今年令和元年も、いよいよ暮れていく。 12月28日は仕事納め、大掃除の日であった、昨年までは。 社会的にも、プライベートでも、いろいろと変化があった1年。 今年はたぶん、10冊ほどの詩集がわたしの手許にやってきた。そういうものから、どうしても刺激を受ける。模倣するのではない、他人の詩を読むことで、わたしの心の一隅で、ことばたちがざわめき出す(^^♪ . . . 本文を読む
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ブルックナーのSymphonyNO.7

2019年12月27日 | シャッフル/photos
前にもお訊ねしたことがあったけど、ここにUPする画像、皆さんどれくらいの大きさで撮っているんですか? カメラの最大最高倍率かな(?_?) 元画像は大きいですよね。 ところでこの一枚わたしが持っているブルックナーのSymphonyNO.7五枚。ほかにも二枚あったはずだけど、行方不明(・ω・)タハハ 一番好きなのはG.ヴァント指揮ベルリンフィル1999年盤。 いやはや、聴き応えがありますぞ! . . . 本文を読む
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今年1年をふりかえる ~書評3編(通期)

2019年12月26日 | Blog & Photo
  (わたしが撮影した荷風の墓石。2008年4月17日、雑司ヶ谷霊園) さて、令和元年も、しだいに押しつまってきて、いよいよ冬本番。皆さん、いかがお過ごしでしょうか? わたしの場合、今年は変化の年となった・・・想定はしていたけど。 4月末で仕事から足を洗い、いよいよ老後に突入したこと、 7月末には、娘に女の子が生まれ、名実ともに「じいさん」になったこと。 こうして、またたくまに人生は過ぎ去って . . . 本文を読む
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昭和史周辺探索

2019年12月25日 | 歴史・民俗・人類学
2冊の本の感想を、まとめてUPしておく。 ■御厨貴編著「近現代日本を史料で読む 『大久保利通日記』から『冨田メモ』まで」(中公新書 2011年刊)レビュー 地味な本。 一般向けというより、史学科の学生向き、あるいは現代史に深い関心がある中級読者向き。 《歴史は史料に基づき描かれる―。 「昭和天皇独白録」や「富田メモ」をはじめ、新たな史料の発掘は、歴史的事実の変更や確定をもたらす。 なかでも「 . . . 本文を読む
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夢の中のラビリンス ~色彩あふれるモロッコへ

2019年12月24日 | Blog & Photo
  (ネットからいただいた写真、わたしが撮影したのではありません。サンキューです) 夢を見たのだ。 たとえではなく、ほんとうの夢。ベッドの中で見る夢。 そこには個性的で、活気のある子どもたちがいて、 わたしは夢中になりかけた、むろん夢の中のお話。 カメラバッグをひっかきまわしたが、なぜか、まともに動くカメラがない。 「バッグがもう一つあったはず。おかしいなあ、どこへ置いてきたのだろう?」 . . . 本文を読む
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