二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

被写体さがしの小さな旅

2014年04月30日 | Blog & Photo
<「一隅」キヤノンF-1 NewFD85ミリF1.8 RVP50> マイミクShivaさんがつぶやきで「フィルムカメラ、スタンバイ完了です」と書いていらっしゃったが、わたしもキヤノンF-1、ニコンF3のスタンバイが終っている。 4~6月の梅雨入り前は、カメラ散歩にうってつけのシーズン(^_^)/~ 梅雨明けとなると、焦熱地獄のような真夏日が、今年もやってくるだろうしね。 どのカメラをもって、 . . . 本文を読む
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何に合流するんだろう(ポエムNO.2-33)

2014年04月29日 | 俳句・短歌・詩集
<ある日の利根川寸景> 愛のことばをほどいていくと キラキラ光る小さなルビーがころがり出る。 憎しみのことばを研きつづけると とがった一本の鎌のようなものにぶつかる。 幸せは守らなければ逃げていく。 さっきまでそこで一群のハトがのんきに餌をついばんでいたというのに いまはもう彼らの姿は見えない。 陽が翳って 気温が下がりはじめる。 ことばで動かせるものはなにもない。 あるときそのことに気が . . . 本文を読む
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この地球の生きもの(ポエムNO.2-32)

2014年04月27日 | 俳句・短歌・詩集
<利根川で見かけたカワウ> 1 ぼくの体の中には得体のしれない怪物が住んでいてね。 ふだんはおとなしくしているけれど なにかきっかけがあると 暴れだすことがある。 そうなると もうぼく自身にも手におえない。 空を飛べないアホウドリ。 眼をつむり 自身がそういう生きものだと想像してみる。 ぼくやきみの日常はバラバラにしてみると 必要のないムダな部品ばかりでできている。 しかもその大半は古びて . . . 本文を読む
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野鳥撮影1年生の愉しみ

2014年04月26日 | Blog & Photo
<クルマの中でうつらうつらし、眼を覚ましたら近くまできていたキジ♂> 高倍率ズームコンパクト機がやってきておおよそ1ヶ月半。 いままでより早く家を出て、広大な河川敷の雑木林を中心に、バードウォッチングにはげんでいる(^^;) 野鳥たちはとても用心深いから、「見るだけ」「観察するだけ」で、撮影できないことのほうが多い。 「ああっ、えいくそ!」 ムダな抵抗とはおもいつつ、つい自分を責めたり、機材や . . . 本文を読む
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鳥撮り1年生の悩み

2014年04月22日 | Blog & Photo
(縄張りのパトロールを怠らないモズ♂) キヤノンパワーショットSX50HCという高倍率ズーム機がやってきたのが、3月15日のこと。 それから野鳥撮影に入門し、1か月と少々が経過した。 鳥撮り1年生はいろいろな悩みをかかえている∵ゞホエ なにしろ警戒心のかたまりのような生きもの。近づくことができないので、遠くからの撮影となる。それがなんとも、歯がゆい。 現場に到着すると、まずは耳をすます。虫は . . . 本文を読む
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カメラの肖像 2014

2014年04月20日 | Blog & Photo
いつかも書いたように、はじめて買ったカメラはキヤノンAE-1。AE-1Pではなく、初代のAE-1で、シルバーボディだった。まだ二十歳のころ、平和島でアルバイトしたお金で新品を買った。 そのあと、東京暮らしをしていたわたしは、銀座にある中古カメラショップで、28ミリF2.8の広角レンズ、200ミリF4の望遠レンズを買った。 あれからはやくも40年以上がたったとは! ありふれた感慨だが、まさに光陰矢の . . . 本文を読む
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春愁 (ポエムNO.2-31)

2014年04月20日 | 俳句・短歌・詩集
鳥の囀りがにぎやかな春のど真ん中 こころを蕩かす音楽から逃れでて きみは静かな川べりの公園を散策する。 向こうからやってきてすれ違う人に きみは見えない。 そう・・・そう望んだのだから おそらくね。 ムラサキハナナがどこへいっても咲いていて 空は白っぽく どんより肌寒い。 透明人間になりたかった。いや透明人間に なりたがった二十歳のころ。 きみはカメラと出会ったのだ。 カメラがきみに といっても . . . 本文を読む
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STAND BY ME

2014年04月18日 | Blog & Photo
十日ばかり前から、いままでまったく関心がなかったJAZZにこころ惹かれ、入門用のCDを買ってきた。1.真珠の首飾り2.イン・ザ・ムード3.ムーンライト・セレナーデ4.茶色の小瓶5.アメリカン・パトロール・・・をはじめ、ごくポピュラーな曲が16曲が入っている。おもに運転中に聴いて、気分転換をはかっているのだ。友人がかつてジャズのアマチュアバンドをやっていたので、ライブに招待されたことが何回かあったけれど、どういうわけか、いままで無関心なまま過ごしてきた。いろいろな理由があって、生活が煮つまってくると、感性がにぶってしまう。 . . . 本文を読む
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菜の花の散歩道

2014年04月17日 | Blog & Photo
この時期になると必ず思い出す俳句(俳諧)がある。 菜の花や月は東に日は西に あまりに有名な与謝蕪村の名句。 その蕪村を発掘し、称揚したのが、正岡子規。 つぎに上州の詩人で、現代詩確立の立役者となった萩原朔太郎である(「郷愁の詩人与謝蕪村」)。 子規の親友であった夏目漱石にも、菜の花を詠んだこんな句がある。 菜の花の中へ大きな入日かな 菜の花の遥かに黄なり筑後川 菜種咲く小島を抱いて浅き川 漱 . . . 本文を読む
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「つぶやき」5本立て

2014年04月16日 | Blog & Photo
mixiの「つぶやき」を抜粋し、5本をこちらにも転載しておこう。 (1) ゴイコウザクラ(ギョイコウザクラ・ 御衣黄桜)だろう。以前はかなりめずらしいサクラかと考えていたけれど、昨日、今日数か所で見かけた。うすい黄色に、浅黄色が混ざったような色をした八重桜・・・と書いたのだが、マイミクさんに指摘された。どういやらウコンザクラのようである。 (2) この巨大なサッカーボールを見て欲しい。な . . . 本文を読む
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