のしてんてんハッピーアート

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静かに安らいで眺めてみれば
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もっとも大きな世界

2017-12-09 | 5次元宇宙に生きる(心)

のしてんてん龍 F12号

 

私は確かに今、この部屋の中に生きている。

この意識は、自分と自分を取り巻く世界を目にしてこの私を認識しているもっとも基本的な形ですね。

 眠りから覚めて、真っ先に私たちはそんな形で自分を認識します。

もちろんそこには音の世界(鳥の鳴声など)や匂い、寒暖や空気の質など、自分の感覚に触れる一切のものが含まれていますが、今回は見るということに限って話を進めてみたいと思います。しばらくお付き合いください。

 

目を開けて自分を眺めます。

寝床からその自分を取り囲んでいる空間を眺め、その空間の向こうに家具やら壁をながめます。それ以上に広い世界は壁が邪魔をして見ることはが出来ませんね。 目覚めた時の私たちが実際に目にする自分認識です。

 

けれども私たちは自分の外の世界が、その壁の向こうにも続いているのを知っていますね。

眼には見えないけれど、玄関を出て、道路を走り、海まで達して海に取り囲まれた日本という国がある。

 

部屋の中にいる私たちには見えないけれど、意識は見えない空間とそこにある山や海や街をはっきりととらえていて、その中で自分は生きていると思っています。

 

実際に目にしている世界は限られた部屋の中だけですが、私たちが感じている世界は見えない外の世界にまで心をひろげている。

これが私たち人間の存在感であり、そこから世界観・人生観を生み出しているのです。

 

実際、この世界観・人生観は原始から現在に至る間に大きく広がってきました。

原始時代の人間の世界は、狩猟して生活する地域が最大の世界だったでしょう。地域が彼らの世界であり、そこに生きる人生があったのでしょう。

 

やがて村が出来、村と村の対立が生まれ、国が分立する。それは認識する世界が広がることで発生した集団の姿であり、世界観・人生観は当然それに伴って変わった来たということは容易に想像がつきますね。

そして現在では、世界観は宇宙のかなたにまで広がりました。

目に見えないけれど、私たちの認識はすでに地球を自分の身体のごとく意識させてくれ、その地球を取り巻く空間を自分の身体を取り巻く空間のごとくイメージすることが出来るのです。

その空間を宇宙と呼び、無限の星が浮かんでいる。そんな世界の中に自分がいるという認識が私たちの世界観となり人生観をつくり出している訳ですね。

 

この世界観の拡大はしかし、原始から現在まで全く変わらないある事実に支えられていることも私たちは知らなければなりません。

それは何かと言えば、実際に目で見ている世界です。

自分があり、自分を取り囲む見える空間(世界)の認識。実際に目で見ている世界は原始から現在まで、決して変化することはありませんね。

 

変わったのは見えない世界に対する認識ということです。

 

部屋の中では見えないけれど、外に出れば見える。その外の世界を想像するのが精いっぱいの時代から、

実際に行くことは出来ないし、けっして見ることのできない宇宙の果てまで想像できる現在の世界観の違いはあまりにも大きいと言えるでしょう。

つまり私たちの世界観・人生観というものは見えない世界の認識から生まれているということなのです。原始の時代から進化してきたのは見えない世界の認識ですからね。

 

人というのは、実際に「目にする自分とその周辺」という現実を土台にして、そこから空想を働かせて見えない世界をひろげてきたわけなのですね。その空想の世界に身をおいた自分がどう生きるのかという人生観は当然世界観の大きさに対応して変わってきたことになります。

 

大きな世界を認識すればそれだけ、人生観は大きく変わる。当然のことですよね。

 

たとえば、地球を知らない人々は、天変地異は神のしわざとしか思えなかったでしょう。

宇宙を知った私たちの人生観には神は死んだと言わしめる科学的な認識がありますよね。

世界認識はこのように人生観を大きく左右させるのです。

 

ところで、こんな話を持ち出したのは、五次元の話しをしたかったからなのです。

世界を認識する現在の私たちの考え方は四次元(3次元空間+時間)の概念から生まれています。

その四次元にスケールの概念を加えた五次元の世界は飛躍的に世界観をひろげてくれます。

その五次元による世界観からは、当然新しい人生観が生まれるでしょう。

驚くべきことに、そこから生まれる人生観は、

私たちは一人ひとり、等しく皆が神であるという認識から出てくるのです。

神は死んだのではない。それは実は私たち自身だったという認識を五次元は与えてくれる。そこには宗教を越える人生観を持つ可能性があるのです。

 

私たちが認識できるもっとも大きな世界、

それはどんな世界なのか。

人間はどこまで大きな世界を想像することが出来るのでしょうか、

次回それを書いてみたいと思います。

 

 

 

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五次元に興味がある方は、当ブログカテゴリー「五次元に生きる」シリーズをお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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