このブログに備え付けのおえかきソフトで絵を描いて一文を添えるスタイルで公開し始めて3年を越えました。
鉛筆画とは正反対の表現方法で、最初はどうなるものかと思いましたが、なかなかこれも面白いと思えるようになりました。
私はネットというものが人にとってとても危ういものだという思いを持っています。それは生身の人のふれあいを薄め、人との関係を自分だけの思い込みで作り上げてしまう人格を生み出しやすいという危惧なのです。デリケートな人の心に大きな負の財産を背負わせることにはならないかと・・・
しかし便利なものから逆戻り出来ないのが人の性だとするなら、少しでも人の心に役立てる可能性を探るのが芸術家としての欲目ではないかとも思うのです。
そのためには、ネットの長所を引き出してそれを芸術運動につなげていくことが大事なのではないかと考えています。
私のこの鉛筆画は何回かに分けて書いてきましたように、自分の内心に向う絵ですが、CG画はPC上で簡単に出来るものでいわば外に向かう絵だと思うのです。
顔の見えないたくさんの人々に対して、心を投げ出すこと
それは作品を手元で自在に作り上げていく作業とは違った恐れを感じつつ、
ネットの広がりの中でたくさんの心と溶け合い一つの芸術を生み出していく可能性に触れてみたいと思うのです。
そこからいまだかつてなかった、新たな芸術が生まれるなら、ネット社会への危惧は解消され、人の心はきっとネットを消化できるという自信につながるかも知れません。
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コメントありがとうございます。
1年は早いものですね。
振り返ったらもう1年?と思えるほどですが、
その一瞬一瞬には数えきれない出来事が流れていったはずなのにほとんどのことは忘れてしまうのですね。
だからこそ、残った思い出はいつまでも大事にしたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
ネットは確かに対面しているものとは全然違いますね。
私もたまに困惑してしまうこともありますが、こうやって素敵なBLOGも出会えて、気づきをたくさん頂いてます。
のしてんてんさんの作品を見たあの時間、あの日、あの感じを思い出します。大事にしたい思い出です。もう秋なのですね。
素敵な作品、記事をいつもありがとうございます!