すでに何度も見てきたように、のしてんてん系宇宙は、
( 素粒子→細胞→組織→ヒト )を1サイクルとする螺旋構造をしていた。
素粒子はものの最小単位であり、それが集まって細胞や組織をつくり、最後にヒトを作り上げる。ヒトは素粒子が造り上げる最も高度な構造物、生命である。ものの世界で、これ以上複雑な構造物は存在しないのだ。
つまりのしてんてん系宇宙は、素粒子が集合を繰り返して生命を作り出す。その行程をスケールの軸に沿って無限に繰り返す世界だということである。
このそれぞれのサイクルをつないでいるのは、地球とヒトの関係に見ることが出来る。すなわちヒトは、カミヒトを造る素粒子=地球を住む場所として命をつないでいるのだ。のしてんてん系宇宙は、こうしてものの最小単位と最大単位が互いに生かしあうようにつながっているのである。
カミヒトの身体の大きさをイメージしてみよう。実際に私達が知る素粒子と地球の大きさの比を考えて見ると、地球は素粒子の約、10の22乗倍となる。
それゆえ、カミヒトはヒトの10の22乗倍ということが分かる。例えば手のひらを10cmとすると、ヒトがカミヒトの手のひらを光速で移動したとして端から端まで行くのに10万年以上を要する。ヒトから見たカミヒトの手は10万光年の広がりを持っているのである。
同時にモトヒトは私達の身体をそのような大宇宙としてみているのである。ミクロの世界から見た私達の体は、私達が空を見上げるように長大な宇宙空間が広がっている世界なのである。
のしてんてん系宇宙はこのように、私達自身が完全な宇宙の融合体であることを物語ってくれるのだ。
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