3次元宇宙は、この瞬間を生きるものが認識してる世界でした。今だけに満足して生きることが出来るなら、人もまた3次元の世界の中だけでで生きることが出来るでしょう。
しかし私達の意識は3次元だけでは収まりませんね。昨日の反省、明日の不安、生と死。
3次元の中で生きている私達は、その真実の上に立って様々な空想や喜怒哀楽を作り上げているのです。人生は苦であると誰かが言いましたが、この人生という思いこそ、4番目の次元である時間認識が作り出した世界感なのです。
喜びや苦悩のことを考えてみてください。その根源には必ず時間の経過が見えてきます。人は時間軸という次元を手に入れた代わりに、人生を持つようになったのです。
この人生というものは素晴らしい面もありますが、そのほとんどは苦で出来ています。詳しいことは別の機会にしますが、達成する喜びなどは一瞬ですよね。人は達成したら、また次のものを達成しなければならない。その苦労は言葉通り「苦」に属します。
人生は苦であり、人はその苦から解放されて救われようと、様々な宗教を生み出しました。4次元から見る世界はまさに私達の日常そのものですね。
先に書きましたが、3次元に生きている私達には苦悩は存在しません。苦悩はまさにこの時間という4番目の次元によってもたらされたものなのです。
さて私達はこんな状態の中で、五番目の次元を手に入れました。この次元を認識することによって人は新しい段階に進化します。4次元の苦悩は5次元によって解放されることになるでしょう。その話は次回にしましょう。
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