松浦由美子さんのシャンソン百物語、
100回続けたら本物が現れるという、日本の怪談スタイルを意識して初めたソロコンサートということですが、今回でナント99回目を迎えるといいます。
100回目は一体何が現れるのでしょうと、本人のトーク。
きっと、本物が現れるのではと私はカウンターの中で思っておりました。
お手伝いで、カウンターに入って、一日マスターと照明係。コーヒーもなかなか様になってきました。
コーヒポットの背景に、本番前のリハーサル
ガットネロは、松浦さんのご厚意で、
私の作品の常設展示を10年も続けていただいています。
ありがたいことに、年中のしてんてん個展の、シャンソン喫茶室です。
本番、
曲目
パリの空の下で、十字架、マリー・Aの思い出、マリー・サンダースのバラード、アコーディオン弾き、一本の鉛筆(など)ヨイトマケの唄
語るようなシャンソン。
ピアフを愛し、美輪明宏を歌う松浦さんの歌声に、今日はなぜか涙が出てしまいました。
やはり99回。
100回目は本物が出てくる。
内心そんなことを想った一日でした。
壁にかかった自分の作品をカウンターごしに見ながら、シャンソンを聴いていると、ふと今、自分のアトリエにいて、絵を描いているような錯覚を覚える瞬間があったりして、なんとなく、歌と絵の創作意欲が交わる交差点にいるような気分も味あわせていただきました。
積み上げる
百物語
99
百話を語る
五次元宇宙
(のしてんてん)
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