スケール号を理解することによって、私達は自分=認識主体を自由に変化させる能力を身につけました。そしてそこから見えてくる世界は、まさに息をのむ大きさだったのです。
今回はその半分、つまりスケール号に乗ってって極大に向うスケール軸を旅して見ましょう。
地球がゴルフボールに見えるほどのの大きさになると、地球は太陽系を構成している一つの粒子のように振舞っているのが分かります。太陽を陽子とすれば地球は電子という関係ですね。
その太陽系が小さな点に見えるまでスケール号を拡大させると、銀河が一つのかたまりとして見えてきます。同時にその周辺には別の銀河が無数に点在している光景が見えるでしょう。
さらに拡大を続けると無数の銀河が一つに集まって組織がつくられているのを発見します。それは有機的に動いている細胞だと想像することは出来ませんか?そうです、銀河は巨大な生命体を作っている分子だと私達は容易に空想出来ますよね。
スケール号はさらに拡大を続けます。すると細胞は無数につながりあって組織を作っているのがわかるでしょう。
さらに拡大を続ければ、私達はまさにミクロの決死圏で見た光景と同じ風景を目にすることが出来ます。私達はまさに生命体の体内にいるのです。
映画と同じように、私達はそこからさらに拡大すれば、そこで目にするのは固体として生きている生命、すなわちヒトに出会うのです。
私はこの生命体を「神ヒト」と名付けました。神ヒトは地球を原子にして存在しているのです。その神ヒトが立っている場所もまた地球であり、これを第二の地球と呼びます。
スケール号はこうしてさらに拡大を続けることが出来ます。それは永遠に終わりがありません。そのたびに、地球(粒子)→太陽系(原子)→銀河(分子)→細胞(銀河)→組織(大銀河)→神ヒト(ヒト)という世界を見て回ることが出来るのです。
それは螺旋のように巡って無限の大きさに向ってゆくのです。私達は神ヒトの体内に住んでいることが見えてきますね。私達が立っているこの地球は、神ヒトの身体をつくっている一つの素粒子なのですから。
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