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信じることと体験のはざま(3)

2016-05-21 | 5次元宇宙に生きる(神)

(ミニバラ、背景は芝桜の葉ですから、手に乗る大きさというのがわかるでしょうか)

 

真実というものは、体験そのものの中にしかありません。

それ以外に思い描く真実と言うものは、100%想像の世界であって、結果それは信じるか信じないかの問題となるわけです。体験でないものはすべて真実ではない。100%空想の産物です。 

一方、体験は真実のど真ん中にいるということです。

言い方を変えれば、人は皆、だれでも例外なく、真実のど真ん中を抱えているのです。私たちは皆、この空間の中で独自の場所を占めていますね。

自分の身体を意識してください。この身体は空間の中に存在しています。あなたがいるこの位置にはあなたしかいません。そしてあなたが存在するすべての条件が満たされて、あなただけのためにあるのです。

あなたがこの世に存在するために必要なものがすべてこの空間の中に取り揃えられていて、不足するものは何一つないわけです。

これが真実のど真ん中です。あなたにはあなたの、私には私の真実があって、そのど真ん中は、皆一人ひとりのためのものなのです。つまり私があなたのど真ん中を体験することはできないし、あなたは私の真実をどうこうすることもできない。

真実を知るということは、皆が己のど真ん中を体験する以外に方法はないということなのです。

そんな中で、五次元宇宙の概念は、この真実のど真ん中を無限に深く見ることが出来、さらに無限に広がる宇宙空間として理解させてくれる道具となるわけですね。

それは4次元の概念では出来ない、つまり4次元(時間)を超えた概念なのです。

人がこの真実のど真ん中にいることに気付いたら、五次元は人類の常識になるでしょう。なぜなら五次元は、時間を超越した存在の内側を実在の宇宙として理解させてくれるからです。そしてその理解は、私たちの個としての閉塞感や孤独感からも解放してくれるでしょう。

人間が一人ひとり尊いのは、だれもがこの宇宙空間の中に、己だけの真実を持っているからだと私は思います。

そしてこの、真実のど真ん中に身を置いて、感じるままにものをつくり、技巧を磨き、身体を操れば、まさにそこには様々な分野の達人が生まれると私は思うのです。

それは様々な達人の残したことばを検証すれば分かることです。

真実からしか本物は生まれない。

信じることで満足している限り、永遠に人は自分を生きることが出来ないと言えるのです。

 

 

 

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