(五次元の人再び)
素粒子地球には、もとひとがいる。この空想は、先のスケール号の冒険を楽しんで頂いた方にはなじみだと思います。このもとひとの目には、私は、どんなふうに見えているのだろう。具体的な答えを考えてみた。
そのためには、私の棲む世界と、もとひとの棲む世界の大きさの比率を知らなければならない。これは地球と原子の大きさの比較でおおよその比率がわかるということで「のしてんてん系宇宙」に書いた部分を引用してみる。
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地 球 半 径 6400km 原子核の大きさ 10-13cm |
数値は、 吉村太彦著「宇宙創成と素粒子」 岩波書店による。
上の数値から、地球と原子核の比を算出してみよう。
もっとも、原子核は素粒子が幾つか集まったものと考えられているから、単体の素粒子と言えばもっと小さいはずである。
しかしここでは、おおよその数値を得るのが目的であるから、このまま上の表を利用することにしたい。
まず、地球の大きさをPとすると、
P = 6,400km×2 (地球の直径)
= 12,800km
= 12,800,000m
= 1,280,000,000cm
= 1,000,000,000cm (端数整理)
= 109cm
原子核の大きさをQとすると、
Q = 10-13cm
原子核と地球の比をもとめると、
Q:P = 10-13cm : 109cm
= 1 : 109×1013
= 1 : 1022
よって、この事から、原子核と地球のスケール比は1:1022と言うことになる。
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素粒子と地球を比較したらもっと大きな差が出るだろうが、そこまで細かく考えない。で、こんな計算をしてみた。
さてこの計算、正しく計算できたかどうか怪しいので、みなさんよかったら検証してみてください。
この数値が正しいとしたら、もとひとの大きさになったスケール号が光速で飛んで、私のてのひら10㎝を移動するのに、一万年かかるということになる。
てのひらは1万光年の宇宙だ。
胸回りを一周するのに100万年かかる。
私の身体は、とんでもない宇宙なのだ。
この宇宙を私は一瞬で見ている、この手、この足。見えない内臓は内観する。
思いは星空に向かう。
天空に広がる星。一万光年先で輝いている星が、神人のてのひらの端になる。一万年前に星から発した光が今ようやく私の目に届いている。これが神ひとのてのひらだ。
この風景を認識させてくれる概念がスケール軸。五次元。
時間の概念では観ることのできない世界なのだ。
まさにお釈迦さまの手のひら☆
お釈迦と賭けをした孫悟空が、
一瞬にして10万8000里を飛べる
筋斗雲行(キントウン)に飛び乗り
世界の果てを目指して
朝飯前のひとっ飛び
しばらくしますと雲間に5本の柱
しめしめこれが世界の果てだと
自分の毛を1本筆に変え
真ん中の柱に
斉天大聖とサイン
ついでにオシッコも引っかけて
意気揚々とお釈迦さまのもとに戻り
お茶の子さいさいでアンすよ!とでもほざいたのでしょうか
お釈迦さまは、
悟空よ、いい加減にしなさい
わたしの手のひらをよくご覧なさい。
孫悟空が目を凝らしてよく見ますと
お釈迦さまの手の中指には
孫悟空のサイン斉天大聖の文字が
おまけに悟空のオシッコが、
まだ乾かずに湯気立つていたそうで^す^
お釈迦さまも神人さまのなかのおひとりですね☆
今日も
宇宙ヴィーナスの祈り☆素晴らしいです!
眼福ありがとうございます☆♪
子供の頃だったかな?
映画で古いアニメだったと思いますが、悟空が大きな筆で字を書くシーンを覚えています。
そのあとで、頭にわっかを付けられたのじゃなかったかな??
それにしましても、具体的に己の宇宙を実感しますと、空間の偉大さを意識させられます。
空間はこれらの、スケールの世界を丸ごと受け入れているのですから。
空間とは何なのか、興味は尽きません^ね^