今この現在のスケールからマクロの世界に向って、身体を無限に拡大していくと、前回見たミクロに向う世界の流れのフィルムを逆回しにした風景が現れてくる。
スケール号が大きくなるにつれて、逆に私たちが住んでいる地球は小さくなっていき、代わりに銀河が一つの塊に見え、更にその塊が無数に集まって一つの塊になっていく光景絵を目することが出来るのだ。
スケール号は空想の力によって無限に大きくなることが出来る。1つと思っていたのもが、更に大きな空間の中では、それと同じものが無数に拡がっており、その無数の存在もまたより大きなスケールの世界では一つのまとまりとなって現れるのである。
つまり私達が地球と思っていたものは、一つの素粒子にすぎず、それが無数に集まって細胞となり、組織となり、やがて一つの生命体を作り出していることが分かるのである。その一つの生命体は、地上に生存し、そこには無数の仲間がいることになるだろう。
スケールの軸は無限にスケールの世界が想定されるわけであるから、この循環が何度も繰り返されることになるのだ。そのたびに一つの生命体が出現する。
ヒト→地球→銀河→大宇宙→一つの生命体
マクロに向うスケールの軸に向って、世界は上のようなに見え方を代えてゆく。その循環が無限に繰り返されるのである。
私はこのようにして現れてくる生命体を 「神人 (カミヒト)」と名付けた。するとのしてんてん系宇宙を次のように説明することが出来るのだ。
地球を素粒子にして身体を構成する生命体=カミヒトが存在する。
これが第二の仮説となる。前回に紹介したモトヒトをあわせると、のしてんてん系宇宙は私達の世界であるヒトを中心にして極大=マクロの世界に向ってカミヒトが、極小=ミクロの世界に向ってモトヒトが無限に階層をなす壮大な宇宙であることが理解されるだろう。
五次元宇宙は、スケール軸のこの壮大な世界を一なる存在とすることで、時間軸の影響を受けることになり、逆に時間軸は、無限の時間のその流れを止めることによってスケール軸の影響を受けることになる。この相互関係によって成り立っているのだ。更に詳しい説明は次回ということにしよう。
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