徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ヘンリー・マンシーニ

2014-06-14 21:52:01 | 映画
 ネット上のカレンダーを見ていたら、今日はアメリカの映画音楽家ヘンリー・マンシーニの没後20年にあたることに気付いた。
 僕は幼い頃から自他ともに認める映画少年で、映画音楽にも早くから興味を持っていた。クレジットでは監督の次に音楽に注目した。アルフレッド・ニューマン、ディミトリ・ティオムキン、ヴィクター・ヤング、エルマー・バーンスタイン、バーナード・ハーマン、マックス・スタイナー等々。そんな大御所たちの音楽に慣れ親しんでいた頃、ちょうど高校に入学した60年代の初めだったが、都会的でとても新しい感覚の映画音楽を聞くようになった。それがヘンリー・マンシーニだった。「ティファニーで朝食を(1961)」、「ハタリ!(1961)」、「酒とバラの日々(1962)」、「シャレード(1963)」、「ピンクの豹(1963)」、「暗闇でドッキリ(1964)」、「グレートレース(1965)」、「アラベスク(1966)」等々。僕の映画音楽の概念を変えたと言ってもいい。さらに驚いたのは、アメリカの都会的なマンシーニのイメージをガラッと変えた「ひまわり(1970)」。彼がイタリア系であることを再確認させられた。そんなマンシーニの代表作と言ってもいい次の2曲をピックアップしてみた。