高校総体陸上の南九州大会最終日が15日、沖縄市陸上競技場で行われ、北川愛菜(熊本学園大付)が女子200mで優勝、南九州大会初優勝を飾った。向かい風2.5mのためか自己ベスト更新はならなかったが、昨年の5位入賞から一気にジャンプアップ。九州では力のあるスプリンターの一人に成長したことを証明した。しかし、彼女が今後、全国高校総体の入賞を目指すならば、100mのスピードアップが不可欠。現在の、レース終盤に体力にものを言わせて勝負をつける走り方を、前半からトップスピードに乗って一気に走り切る走法に変えなければならないだろう。そうしなければ入賞ラインの24秒5あたりのレベルには届かない。彼女はそれを実現するポテンシャルを秘めていると信じている。
※右の写真は熊日新聞より
※右の写真は熊日新聞より
▼昨年、熊本で行われた南九州高校総体で5位入賞した北川愛菜