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映画「ヴィヨンの妻」のシナリオ読了。映画を観る前に、太宰治の原作をどんな風に話をふくらませたのか気になったので、月刊「シナリオ」を買って読んだ。佐知(松たか子)が大谷(浅野忠信)と結婚することになった経緯、大谷と彼に貢ぐ女・秋子(広末涼子)の心中騒動、佐知への工員・岡田(妻夫木聡)の恋慕などが脚色され、佐知の元恋人なる男・辻(堤真一)が新たに登場する。結婚の経緯の部分に若干、違和感を感じるが、全体的な印象は原作とそれほど変わらない。原作を読んだだけでは映画にはなりにくいかと思っていたが、結構できるものだと感心した。勉強になった。太宰の作品は「人間失格」なども映画化が進んでいるが、楽しみになってきた。
土日と予定がありますね。
今、太宰の録画「斜陽への旅」91分もありますが、まださわりしか見ていません。
たぶん2~3冊しか読んでいませんが、20代では太宰にカッコ良さをかんじましたね。今でも気になります。ビートルズと同じようなものなんでしょうか!?(笑)
解説有難うございました。