徒然なか話

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映画「山頭火」製作が頓挫の危機!

2013-08-29 11:24:34 | 映画
 自由律俳句の巨人、種田山頭火を描く映画「山頭火」の製作が、資金難のため頓挫の危機にあるらしい。中山節夫監督(熊本県合志市出身)がメガホンをとり、今年7月には完成、11月に公開予定と報じられていたが、当初見込んでいた製作費の資金集めのメドが立たず、まだ配役すら決まっていないという。製作費を圧縮し、来年2月ごろまでには完成したいとしているが、はたしてどうなることやら。
 そこで疑問に思うのは、山頭火のファンは全国にいるし、山頭火が放浪の旅で立ち寄ったゆかりの地も全国にある。中でも熊本県は出身地の山口県と並んで最もゆかりの深い土地。にもかかわらず、一般市民から募ったという制作協力券(1枚千円)の話など、これまで聞いたことも見たこともない。すぐにでも協力したいのだが・・・
 資金集めは本当に手を尽くしたと言えるのだろうか。旅をすると「山頭火ゆかりの…」と謳った観光地によく出くわす。山頭火の恩恵を受けている観光地は多いはずだが、資金協力依頼はどのように行われたのだろうか。
 ともかく、多少計画は遅れても構わない。この映画が必要な資金を確保し、完成・公開される日がやってくることを願ってやまない。


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