ガイドする時は日没に合わせ、時々刻々とうつりゆく天体ショーを堪能してもらっている。
ガイドのルートによって夕焼け鑑賞のポイントは様々だが、標高90mの断崖にある親不知観光ホテル裏の展望台は絶景ポイントで、案内すると誰もが「うわぁ~!」と声をあげる。
この展望台は真夏でも涼しく、春には断崖に咲いた山桜が彩を添える。
もちろん都落ちしたやんごとなき人々や、「承久の乱」の戦場であったこと、参勤交代のルートであったことなどの「ヒトと風景の物語り」も大事な要素。
運がよければイルカやUFOも目撃できるかもw
理想的には夕方5時くらいの明るい海から、日没後の残照まで二時間を見せたいのだが、親不知観光ホテルのチェックインのタイムリミットが6時半なので、空と海が真っ赤に染まる残照まで見せることができないのがちょっ残念。
親不知観光ホテルは昭和の匂いのする古いホテルだけど、そのぶんは宿泊料金の割に食事が豪華で、地元の海産物がわんさと出て来る。