縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

無限大記号「 ∞ 」は二重反転螺旋文様でR!

2015年10月19日 23時50分45秒 | ぬなかわヒスイ工房

縄文土器の施文に多用される二重反転螺旋を、極限までシンプルにしていくと数学の無限大記号であるになると発見したのは、高校の美術部時代。

なるほどなあ、と思った。

始めも終わりもない永遠の時の流れ・・・サンスクリット語では時をカーラと呼び、カーラは神と同義なのだ!と興奮して作った∞線刻石笛。

裏はこうなっている。蛇紋岩です。

横はこう。 ∞は、古代ギリシャのウロボロスという自分の尻尾を噛む蛇の図像がモデル。

革紐を付けるとこんな感じ。6度のシ付近で金属っぽい倍音が出て、吹いていると酔っぱらう感じ・・・倍音ハイになる危ない石笛である(笑)

 

脈動して螺旋を描き続けるカーラ(時)・・・それ即ちメビュースの輪。

今、高校の頃の感性が急激に蘇ってきて、工房に籠って螺旋の連作を続けている。

やめられねえなあ。