縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

「四の五の言わんとやってみさっしゃい!」・・・仮設住宅屋根の空き缶クーラー実証実験

2024年10月30日 06時06分06秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
屋根の遮熱実験でつかった空き缶を処分して能登行きの準備。
ゴジラのように踏みつぶし、大ハンマーでペッシャンコにして金属回収業者にもっていった。
3ケ月かけてあつめたコンテナ約25杯分の暑い夏の思ひ出が、20キロの鉄くずとなって2,300円が還ってきた。
 
空き缶クーラーの効果は確認できたが、労力を考えると遮熱シートを張ったほうが作業効率はいいという結論。これは失敗ではなく成果だ。
 
わたしは体験を語る流儀だから、興味をもったら徹底検証する。小学生の時にお袋が定期購読していた「暮らしの手帖」を愛読していたことと、体験してないことを訳しり顔で語るのは卑怯者という環境で育ったからだ。
 
知らない人のために書いておくと「暮らしの手帳」は、「各メーカー洗濯機を徹底検証!」などの特集の他、暮らしの知恵などが紹介されている主婦むけ雑誌で、随筆や読者投稿欄も充実していた。
 
縄文時代の「海のヒスイロード」検証実験で丸木舟を作っていた時、「俺があんたと同じ歳なら同じことやってた」と言ってくれたエライ爺さんがいた。
 
ムッとしたけど「縄文中期の丸木舟の特徴と、ヒスイ出土地をご存じ?」と質問してやり込めるなんてことはせず、時間の無駄だからこの手合いは無視するに限るネw
 
糸魚川方言で能書きだけの人のことを「のめしこき」という。「のめしこきみたいな屁理屈ばっかいいとんな。四の五の言わんとやってみさっしゃい」とは、一番のこっている叔父の言葉だったナ。