縄文時代にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」の検証がライフワークで、日本海縄文カヌープロジェクトという活動をしている。
そんな訳でマスコミ取材を受ける事も多いが、TVマスコミはローカルなら問題ないのだけど、メジャーはコリゴリしている。
日曜ゴールデンタイムの有名番組の場合は最悪。
時間を作って取材協力しても報われたことはないし、実際にコンタクトしてくるのは下請け製作会社の若い衆だから、礼節というものを知らないのだ。
忙しいのは理解できるが、会った事の無い人物へ「取り急ぎ下記携帯までお電話下さい。」と一方的にメールしてくる神経は理解できん。
こっちは用が無いのだから、用がある方から電話してくるのが社会人としての料簡だろう。
取材内容がボツになっても連絡は無いし、情報源を紹介しても礼を言われたことも無い。
下請け会社の若い衆は消耗品扱いだから、人材が育たないのかな。
某有名番組の取材中に上司からボロクソに怒鳴られて、泣きそうになっている若い女性取材者を観た時は、流石にいたたまれなくなった。
聞けば就業時間は不規則で徹夜も多く、パワハラは日常茶飯事との事。
後でこっそり「早く転職しなさいよ」と助言した。
ゴールデンタイムのバラエティ番組だったが、現場の若い衆は使い捨て扱いなのだ。
「ささら」1月号・・・上越地方のお店などに置いてあります。
そこへ行くってえと紙媒体の取材記者はいい。
新聞であろうと雑誌であろうと、概ね取材時間は2~3時間程度。
ブログや出版物などで事前調査もしてある事が多いので、話が早いし着眼点が的確。
そして短い文章の中で端的表現の記事にする職人芸には、何時もながら関心する。
だから記事になった後でも友達付き合いになる事が多い。
今回は、上越市のフリーペーパー「ささら」の「ものつくり探訪」に、ぬなかわヒスイ工房の紹介記事が出た。
縄文人(見習い)としてなら数えきれないほど取材は受けたが、ヒスイ職人としての取材は初めて。
取材は野本記者。
糸魚川市寺町出身とのことなので、俺の後輩である。
身贔屓だけではなく、よく纏めたもんだと感心。
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