11月16日夜7時から、能生町の大洞地区公民館で、土田孝雄先生の講演会があった。
能生町は「のうまち」、大洞は「おおほら」と読む。
手前の和服美人は、日本画家の川崎日香浬嬢。
土田先生のライフワークである、奴奈川姫研究の後継者と見込まれている弟子なのだ。
主催は大洞出身の青田浩アニキ。
有名なクライマーらしいが、今は大洞を拠点として津軽三味線の二代・高橋竹山さんのご主人として地元で色んな活動をしている人だ。
なぜアニキかというと、糸魚川高校OBだし、日本海縄文カヌープロジェクトに色んな人脈を紹介して貰って世話になっているのだ。
土田孝雄先生の講演は、北陸新幹線工事で発掘された糸魚川市の文化遺産がいかに素晴らしいのか、という内容。
糸魚川の縄文から古墳時代までの遺跡には、ヒスイの出土品がつきもので、考古学的にも民俗学的にも特異なのだ。
先生は社会科の教師だったので、講演は図解や黒板など多用して聴衆を飽きさせないのは何時もながら流石。
大洞のお年寄り相手に時に笑わせて、解りやすく糸魚川の考古学を解説されていた。
先生は最近は体力の衰えを訴えておられるが、講演が始まると元気一杯となる。
講演終了後には、会場がそのまま郷土料理での酒宴となって夜更けまで続いた。
和気藹々として、こんな手作りの温かい講演会ってなかなかないだろう。
地域振興策を語る人は多いが、実行する人も滅多にいない。
糸魚川に人有り!
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