パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

朝刊

2007年09月29日 | 本・マンガ・テレビ・映画
9月29日(土)雨
昼前、夫が歯医者へ行くので、そろそろコンタクトの処方箋をだしてもらうため
ワタクシも眼科へ行く。
メディカルポートという名の通り、外科内科小児科眼科に歯科が、ワンフロアにあり、
受付や会計、待合室を共有している。
歯科や外科は繁盛してるようだが、眼科はいつ来ても閑古鳥。
今日もすぐに呼ばれてすぐに終わる。
昨日買った「20世紀少年」の最終巻を読みながら夫を待ち、
夫の会計がすんで、帰ろうとした時、待ち合い室出口の新聞コーナーに
スポーツ新聞が数誌かかっており、そのうちのひとつの見出しに
「ヤクルトの次期監督候補に、高田氏」ってな文字が!
ををっ!懐かしいっっ!
巨人が一番強かった頃の高田!
ちょっとハイになりかけた妻に、夫がぼそっと「高田の背番号も知らないくせに」とつぶやく。
ひゃああああ~っ!
またも妻は懐かしさに悲鳴を上げる。
「さだまさしね!♪高田の背番号も知らないくせに~♪」と歌いだす。
「グレープね!」と冷静に訂正する夫。
気になる気になる!何ていう歌だったっけ?
いろんなパーツ、パーツを思い出しては歌う。
「おっちょこちょいの奥さんの歌なんだよねえ~
なんてタイトルだったっけ~」
その後のさだまさしの「関白宣言」とか「雨宿り」とかに通じるような、マンガでいうなら初期の陸奥A子って感じで、かわいくおっちょこちょいな奥さんの失敗を
優しい夫がにこにこ見守ってるってな歌なのだ。
で、そのおっちょこちょい妻がめずらしく早起きして、新聞読んで得意げに言った「また巨人が負けたってさ」に対して夫が「高田の背番号も知らないくせに」と言うわけだ。
ま、この後ろには「君に新聞通になってほしくない」とかいうフレーズが続き、
すっかりおばちゃんになったワタクシは「けっ!」と思うわけだが、
夢見る夢子さんだった女子中学生は、そんな甘~い家庭を夢見てたわけだ。
自宅に帰り着く迄に、ほとんどの歌詞を思い出せたところをみても、
決して嫌いな歌ではなかったのだろう。
しかしどうしてもタイトルが思い出せないまま自宅へ。
夫が即検索し「朝刊」というタイトルだったことが判明。
いやぁ~それにしても、この歌といい、関白宣言といい、
昔、さだまさしがウーマンリブな人達から叩かれてたのが、今になってわかるね。
すんごいストレートに「ばかでいいから、可愛く夫に従順な妻」を望む男性代表って感じだ。
昔は「亭主関白とは表面だけで、結局のところ妻に愛情たっぷりな夫なんだから、
そんな目くじらたてなくたっていいじゃん!」と思ってたけど、
やっぱり、高いところから妻を見下ろしてるように感じられるようになったのは
ワタクシがすっかり現実を見据えられる大人になったってことだわね。
・・・って、なんだかわからんがエラそーなこと言ってるけど、テレビ欄と3面記事だけじゃなくちゃんと政治経済もはしょらず読んでからそういう事は言いなさい・・・

コメント (2)
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