パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

やりすぎ感

2013年08月26日 | 本・マンガ・テレビ・映画
8月26日(月)晴れ

甲子園も終わり、娘の花火大会浴衣デビューも無事終わり、夫の帰省も終わり、日常が戻ってきた。
近所の小学校の夏休みも終わって、今日から二学期のようだ。
そして、あんなに暑かった朝が、ウソのように涼しい今朝・・・

少し前になるが、映画「風立ちぬ」に日本禁煙学会がクレームをつけたという話があった。
確かにワタクシも、「風立ちぬ」を見た後の感想日記に、喫煙シーンのことを書いた。
でも、だからといって宮崎駿氏に噛み付こうなんてことは思わなかった。
ただ、ワタクシはこう思ったわというだけ。
そして後日、この日本禁煙学会からのクレームの記事を読み、ものすごく違和感。
この学会の人たちってちゃんと映画を見たのか?
時代背景とかわかってるか?
さらには、そういうことに噛み付いて、世論がどう思うか考えたのか?
こういう行動が『逆効果』を生むってことだよなとつくづく思う。

もうひとつの「やりすぎ感」
「はだしのゲン」の閲覧制限。
ワタクシが小学校の5年生くらいの時だったか、「はだしのゲン」の映画を全校生徒体育館で見た。
本好き少女だったワタクシは「はだしのゲン」がどんな話しかを薄々知っており
始まって、体育館内が暗くなった瞬間からくるりと後ろ向きになって、最後まで一切見なかった。
音だけを聞き続けるというのも、今考えればかえって怖さ増長という気もするが
とにかく怖くて見たくなかったのだ。
こういうところは49になった今でも変わらない。
毎年のように、夏になると「火垂るの墓」が放送されるが、ワタクシはこれも一度も見たことがない。
従姉のkemiちゃん母娘は、毎年これを見て号泣するのが決まりらしいが
ワタクシは、どんなに勧められても見ない。
そんなワタクシだが、「戦争反対」という気持ちが人さまより弱いとは思っていない。
絶対戦争はダメーーーーっ!と思っている。
感性とは人それぞれだから、「はだしのゲン」を見てものすごく心を揺さぶられて、価値観が変わった!と自覚する人もいるだろう。
あるいは、押し付けられて見せられて、ただ恐怖心しか持たない子供もいるかもしれない(←ワタクシはこれに近いタイプかもしれない)
トラウマになる子もいるかもしれない。
だから、それは自分で選ぶべし!と思う。
そして、読むか読まないか、見るか見ないか、自分で選べる環境であるべきだと思う。

今日の1枚は、有楽町イトシア地下広場に開設された「風立ちぬの広場」
先日銀座へお出掛けした時に偶然発見。
大喜びで写真撮りまくるおばちゃんであった。
コメント (4)
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