9月13日(金)晴れ
東京の友人A夫人から「鹿児島に行こうと思ってるのよ〜」
現在癌闘病中の彼女、9月末から新しい抗がん剤治療が始まるので、その前に息子氏と2泊3日の鹿児島旅行を計画。
途中、台風10号が来たりして一瞬頓挫しかかるも、やはり今しかないよね。
ここでワタクシ悩む。
彼女一人なら当たり前のようにうちに泊まってもらって、完全密着の旅になるところだが、今年社会人になった息子氏との二人旅。
レンタカー借りて、ホテルを予約して・・・晩ご飯を一緒に食べられる?という話。
うちに泊まってくれてもいいのにねえと呟くも夫から「Rが絶対嫌がるから、うちに泊まれなんて言うな!」と釘を刺される。
彼女と打ち合わせの電話をする中で、聞くに彼女ら親子は広島だの札幌だのしょっちゅう親子旅をしている。
さらには、彼女が「前に鹿児島に行った時、滝に連れて行ってもらったじゃない?あそこに行きたいんだけど何ていう滝だったっけ?」
ちなみに彼女は、独身時代から数えて6回は来鹿している。
当時からマイナーな場所へご案内するのはお決まりだったようで・・・
特にその滝、曽木の滝方面はワタクシ得意分野。
ムズムズする。
落ち着かない。
そしてとうとうラインする。
「R君には悪いが、初日だけは同行させてくれ!空港で待ち伏せしているからレンタカーに乗せてくれ」
結局、なんだかんだで夫も会社を休んでドライバーとして参加。
北薩から霧島方面はお任せあれ!と自信満々でのスタートであったが、旅は意のままにならぬもの、何度か小さな悲鳴をあげることになる。
先ほど東京に帰り着いたと、彼女からのライン。
これから数日かけてこの旅を振り返ることにする、