10月25日(金)雨
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今週始めのこと。
老母とチラシ折り作業をやっていると・・・
老母「昨日、選挙の電話がかかってきてね」
住んでる人を年代別に聞かれて、「居ません居ません」と答えて60代まできたら「今回は若い方へのご質問でした」って切られた、と言う。
選挙戦も後半だからねえなんて思いながら聞いていたが、ん?なんか違和感。
ワタクシ「それ、どこからかかってきたの?調査会社?テレビ局?総務省とかそういうとこ?それともどこかの選挙事務所?」
老母「どことは言わなかった気がする」
ワタクシ「今、こういうご時世なんだから、家デンには出ない方がいいよ。
もうそれで、ここには60歳以上しか居ないってバレたようなもんだよね」
ここで初めてハッとする老母。
帰宅して娘にその話をすると「それ絶対変だよ!」と一気に危機感が倍増。
そもそもイマドキ電話帳に登録したままというのも、老人ですと宣言しているようなものだ。
前に一度、同じ様な事があって、怒ったワタクシが電話機の線を抜いて持ち帰った事があったのだが、懇願されてまた再設置したのが良くなかったなあ。
老母に電話して、隣近所にリサーチするよう指示。
するとお隣とお向かいにもかかってきたと。
でもお二方とも危機管理がちゃんとされているようで、留守電にセットしておいて「選挙関連ねと思ったから出なかったわ」とおっしゃったらしい。
Tさんのお宅に録音が残っているとの事で、どこからかかってきているか聞かせてもらいに行くも、名乗ってなかったと老母。
どういう名簿が回っているか不明だが、地図と電話番号がセットになっているのは間違いない。
Tさんは「選挙の電話でしょ?心配ないわよぉ」とおっしゃったらしいが、Tさんは電話に出てないから心配ないよ。
だが我が老母は喋った上に60歳以下がいないという情報まで伝えている。
どんよりとする娘とその娘。
老母んちに泊まっている娘が、仕事を終え帰宅し、もう一度そのTさんに尋ねる。
Tさんが電話口でその録音を聞かせてくれた瞬間、娘は脱力したと言う。
なぜなら、それはテープだったから。
我が老母は、そのテープの喋りにいちいち答え、またタイミングよく微妙に会話が成立したようで、最後のありがとうございました、まで聞いた。
テープか生の声かもわからないのか、母よ・・・と思う気持ちもありつつ、まあこれは強盗の下調べ電話ではない事が判明したとホッとする。
今日の一枚は・・・
毎晩仕事終わりの娘を、我が実家まで車で送るのだが、夕べは夕べでまた娘が
「こんな印、あった?」
と塀のペンキを指差す。
またどんよりとした気分になり、夫に見せると「それは水道管だかガス管の印だろ?白は水道で黄色がガスだったかなあ」
老母が「心配してくれるのはありがたいんだけど・・・」と、心配症の娘とその娘に苦言を呈す。
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