一関市大東町「芦東山記念館」のタチバナモドキ(橘擬)
2008年1月22日
2008年1月22日(火)、一関市大東町渋民字伊勢堂にある「芦東山記念館」
に行ってきました。開催中の新春企画展「掘り出された地域の文化財~縄文か
ら古代の知恵~」を見るためです。(入館料:一般300円)
入館するとき渡されたパンフレットには下記の通り記載されていました。
芦東山~人間愛と信念の生涯~ 芦東山(あしとうざん)は、元禄9年(1696)
仙台藩磐井郡東山渋民(現一関市大東町渋民)に生まれました。幼い頃から学
問に励み、仙台藩儒学者として第5代藩主伊達吉村に仕えました。藩政に関する
考えを上言(「七か条の上言」)し、元文2年(1737)には講堂座列に関する願
書を出した結果、評定所より処罰され、元文3年(1738)から宝暦11年(1761)
までの24年間加美郡宮崎(現宮城県加美町)及び栗原郡高清水(現宮城県栗原
市)にて幽閉生活を送りました。
その間、我が国の刑法思想の根本原理を論じた「無刑録」18巻を執筆、宝暦5
年(1755)に完成させました。農家出身であった芦東山は、常に庶民・弱者の
擁護を念頭に置いていました。幽閉中に記した「二十二か条の上言」などに見
られる人間愛と儒者としての信念に基づいた卓越した識見には、時代を超越し
た真実が存在し、今なお私たち現代人に訴えかけてきます。
記念館の南側にはボードウォークが設置されており、掬水庵跡などがある
「掬水の丘」やお伊勢様を散策することができます。遠くにある室根山が真
ん前に見え、とても眺めが良い所です。さらにこの丘を下りて道路に出ると、
市有形文化財に指定されている芦家の住宅(旧記念館)の前に出ることがで
きます。
一関市大東町摺沢のタチバナモドキ(橘擬)
/ピラカンサ 2006年11月15日
2006年11/15(水)、一関市大東町摺沢のコメリ摺沢店のすぐ近くで、
橙黄色の扁平球の果実を沢山つけた「タチバナモドキ(橘擬)/ピラカ
ンサ」を見かけました。
タチバナモドキ(橘擬)/ピラカンサ(Pyracantha)
バラ科 トキワサンザシ属 Pyracantha angustifolia
中国西南部原産の常緑大低木で、明治時代に渡来したという。高さ
2~4mになり、枝の先端は枝が変形してトゲ(刺)状になる。葉は
長枝では互生し短枝では束生する。長さ5~6cmの狭長楕円形革質で、
全縁または上部に細鋸歯がある。葉の表面は無毛で裏面には灰白色の
毛が密生している。別名:ホソバトキワサンザシ(細葉常盤山査子)
5~6月、2年生の短枝に、5~10花を散房花序につける。直径5~10mm
ほどの白色5弁花を多数咲かせる。果実は直径5~8mmの平たい球形で、
秋に橙黄色に熟す。頂部に萼裂片が残る。
和名は、果実の色や形がミカン科のタチバナ(橘)に似ていること
による。花も実も美しく、刈り込みに強いことから、庭木や生け垣に
よく用いられる。盆栽にもされる。
分布:本州(東北中部以南)、四国、九州
良く似た「トキワサンザシ(常盤山査子)」は西アジア原産で、明治
中期に渡来。高さ2~6mになり、葉は倒披針形から卵形で、果実は鮮
紅色に熟す。「ヒマラヤトキワサンザシ」はヒマラヤ原産で、高さ2m
ほどになる。葉が長楕円形または披針形で果実は光沢のある橙紅色か橙
赤色に熟す。最近は、種間交配によって生み出された、実つきの良い園
芸品種も多く、これらを「ピラカンサ」と呼ぶ。
2008年1月22日
2008年1月22日(火)、一関市大東町渋民字伊勢堂にある「芦東山記念館」
に行ってきました。開催中の新春企画展「掘り出された地域の文化財~縄文か
ら古代の知恵~」を見るためです。(入館料:一般300円)
入館するとき渡されたパンフレットには下記の通り記載されていました。
芦東山~人間愛と信念の生涯~ 芦東山(あしとうざん)は、元禄9年(1696)
仙台藩磐井郡東山渋民(現一関市大東町渋民)に生まれました。幼い頃から学
問に励み、仙台藩儒学者として第5代藩主伊達吉村に仕えました。藩政に関する
考えを上言(「七か条の上言」)し、元文2年(1737)には講堂座列に関する願
書を出した結果、評定所より処罰され、元文3年(1738)から宝暦11年(1761)
までの24年間加美郡宮崎(現宮城県加美町)及び栗原郡高清水(現宮城県栗原
市)にて幽閉生活を送りました。
その間、我が国の刑法思想の根本原理を論じた「無刑録」18巻を執筆、宝暦5
年(1755)に完成させました。農家出身であった芦東山は、常に庶民・弱者の
擁護を念頭に置いていました。幽閉中に記した「二十二か条の上言」などに見
られる人間愛と儒者としての信念に基づいた卓越した識見には、時代を超越し
た真実が存在し、今なお私たち現代人に訴えかけてきます。
記念館の南側にはボードウォークが設置されており、掬水庵跡などがある
「掬水の丘」やお伊勢様を散策することができます。遠くにある室根山が真
ん前に見え、とても眺めが良い所です。さらにこの丘を下りて道路に出ると、
市有形文化財に指定されている芦家の住宅(旧記念館)の前に出ることがで
きます。
一関市大東町摺沢のタチバナモドキ(橘擬)
/ピラカンサ 2006年11月15日
2006年11/15(水)、一関市大東町摺沢のコメリ摺沢店のすぐ近くで、
橙黄色の扁平球の果実を沢山つけた「タチバナモドキ(橘擬)/ピラカ
ンサ」を見かけました。
タチバナモドキ(橘擬)/ピラカンサ(Pyracantha)
バラ科 トキワサンザシ属 Pyracantha angustifolia
中国西南部原産の常緑大低木で、明治時代に渡来したという。高さ
2~4mになり、枝の先端は枝が変形してトゲ(刺)状になる。葉は
長枝では互生し短枝では束生する。長さ5~6cmの狭長楕円形革質で、
全縁または上部に細鋸歯がある。葉の表面は無毛で裏面には灰白色の
毛が密生している。別名:ホソバトキワサンザシ(細葉常盤山査子)
5~6月、2年生の短枝に、5~10花を散房花序につける。直径5~10mm
ほどの白色5弁花を多数咲かせる。果実は直径5~8mmの平たい球形で、
秋に橙黄色に熟す。頂部に萼裂片が残る。
和名は、果実の色や形がミカン科のタチバナ(橘)に似ていること
による。花も実も美しく、刈り込みに強いことから、庭木や生け垣に
よく用いられる。盆栽にもされる。
分布:本州(東北中部以南)、四国、九州
良く似た「トキワサンザシ(常盤山査子)」は西アジア原産で、明治
中期に渡来。高さ2~6mになり、葉は倒披針形から卵形で、果実は鮮
紅色に熟す。「ヒマラヤトキワサンザシ」はヒマラヤ原産で、高さ2m
ほどになる。葉が長楕円形または披針形で果実は光沢のある橙紅色か橙
赤色に熟す。最近は、種間交配によって生み出された、実つきの良い園
芸品種も多く、これらを「ピラカンサ」と呼ぶ。