peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

コクサギ(小臭木)の実

2008年01月13日 | Weblog
一関市釣山公園の「コクサギ(小臭木)」の実
 2008年1月11日








2008年1月11日(金)、一関市の釣山公園に行きました。夜のうち降り
続いた雪で辺り一面真っ白になっていましたが、2時間ほど散策しました。
「清庵野草園」に「薬草」として植えられた「コクサギ(小臭木)」に
実がついていました。「薬」として利用したのは茎と葉で、殺虫(煎汁
で牛馬を洗い皮膚寄生虫を殺す)の効果があったそうです。



一関市釣山公園の「コクサギ(小臭木)」の実
 2005年9月20日 



上の画像は、2005年9月20日、一関市の釣山公園で写した
コクサギの青い実



上の画像は、2006年11月10日に写した一関市東山町長坂の町道
の傍にあった「コクサギ(小臭木)」の実。ほとんど落葉した後
に残った4つに分果した果実が割れ、種子が落ちていました。
コクサギ(小臭木)ミカン科 コクサギ属
 Orixa japonica
山地の林下や谷間等に普通に生える落葉低木で、高さ1.5~3m。
枝や葉に特有の臭気があるのでこの名がある。夏にこの木が茂る
山道を歩いていると強く匂うのですぐにわかるほどである。

葉は互生だが、葉の付き方に特徴があり、同じ側に2個続いて付き、
次の2個は反対側に付くという変わった付き方をする。葉は長さ6~
10cmの倒卵形または楕円形で光沢がある。

4~5月、黄緑色の小さな花が咲く。雌雄別株。雄花は穂になって
付き1個の直径は4mmほどで雄しべは4個ある。雌花はやや大きく1個
ずつ付く。
果実は果で4つに分かれている。分果は長さ1cmほどの腎臓形で、
熟すと割れて黒い種子を1個出す。

 分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国

椿「チュウブゴシキツバキ(中部五色椿)」

2008年01月13日 | Weblog
世界の椿館・碁石の椿「中部五色椿(ちゅうぶごしきつばき)」
 2007年12月7日




2007年12月7日(金)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の大温室に「中部五色椿(ちゅうぶごしきつばき)」という名の椿が花を
咲かせていました。

名札には「中部五色椿(ちゅうぶごしきつばき)花期:1~4月、花色:白
色単色、花形:一重、筒咲き、産地:中部」と書かれていました。








「世界の椿館・碁石」の椿「チュウブゴシキツバキ(中部五色椿)」
2006年12月14日




2006年12/14(木)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」
の「花形十景」コーナーに植えてある「中部五色椿」が花を咲かせ
ていました。 名札には下記の通り書かれていました。

「中部五色椿 花期:1~4月、花色:白紅単色、大きさ:中~小輪、
産地:中部」






椿・チュウブゴシキツバキ(中部五色椿)ツバキ科 ツバキ属
誠文堂新光社発行の「日本のツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会
・編)には、下記の通り記載されています。

 五色椿(中部)(ごしきつばき)愛知[花]白地に紅縦絞り、桃色に
白覆輪と縦絞り、白、紅など五色に咲き分ける。一重、筒咲き、小輪、
11~4月咲き。[葉]楕円、小形。[樹]立性、強い。[来歴]古くから名
古屋城内にあった御殿椿の一つ。