peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

トックリキワタ(徳利木綿)

2008年01月14日 | Weblog
岩手県立花きセンターの「トックリキワタ(徳利木綿)」
 2007年12月21日





2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
の「花の館」温室の中の「亜熱帯温室」「亜熱帯・沖縄の植物たち」の
部屋にに「トックリキワタ(徳利木綿)」という植物が植えられていま
した。
説明書には「沖縄県からの贈呈木で、別名:ヨイドレノキやヨッパライ
ノキとも呼ばれています。」と記載されていました。

名札には「トックリキワタ Chorisia speciosa Sb.Hill パンヤ科
トックリキワタ属 分布:ブラジル南部、幹の下部がふくらみ、トックリ
状となる。種の繊維から綿を作る。」と書かれていました。



トックリキワタ(徳利木綿)パンヤ科(Bombacaceae)コリシア属
Chorisia crispiflora
ブラジル(アメリカ熱帯雨林気候区)原産。生長が早く5~6年で
成木となり、開花する。葉は掌状複葉で小葉は5~9枚。実生、挿し
木、取り木などで殖やす。キワタはキワタノキを意味し、トックリ
は幹の形が徳利に似ていることから名づけられたという。

コリシア属(Chorisia)は、南アメリカの熱帯から亜熱帯に5種あ
る落葉高木。葉は互生、掌状葉は5~7裂。花弁は5枚、花は腋生、
単生、または総状。種子につく綿は詰め物、パッキング材。樹皮か
ら採れる繊維はロープに利用される。