peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

椿「利休(りきゅう)」

2008年01月12日 | Weblog
世界の椿館・碁石のツバキ(椿)「利休(りきゅう)」
 2007年12月7日






2007年12月7日(金)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・
碁石」に行きました。大温室の中に「利休(りきゅう)」という名の
椿が花を咲かせていました。

名札には「利休(りきゅう)花期:3~4月、花色:淡桃色、花形:
一重、盃状咲き、産地:富山」と書かれていました。



誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・
編)には、下記の通り記載されています。

 利休(りきゅう)Rikyu 富山 [花]極淡桃色の一重、盃状咲き、ユキ
ツバキ状芯、小輪、3~4月咲き。[葉]やや広楕円、小形。[樹]やや横
張り性、強い。[来歴]高岡市の民家の栽培種から選抜。1966年に堀秀
夫の発見・発表、竹内実の命名、旧名は峰光。

コエビソウ(小海老草)「イエロー・クイーン」

2008年01月12日 | Weblog
岩手県立花きセンターのコエビソウ(小海老草)
「イエロー・クイーン」2007年12月21日



2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
の「花の館」温室に植えられている「コエビソウ(小海老草)イエロー
・クイーン’」が花をつけていました。




岩手県立花きセンターのコエビソウ(小海老草)
「イエロー・クイーン」2005年12月14日



2005年12月14日、岩手県立花きセンター「花の館」温室の「亜熱帯
・沖縄の植物たち」の部屋に植えられている「コエビソウ(小海老草)
イエロー・クイーン」が花をつけていました。
名札には「コエビソウ’イエロー・クイーン’ Beloperone guttata
Brandeg cv.Yellow Queen キツネノマゴ科 コエビソウ属 園芸品種 
苞が淡緑~黄色 」と書かれていました。

ふつうの「コエビソウ/ベロペロネ」と呼ばれているものは、花をほとんど
付けていませんでしたが、こちらは花の盛りでした。



コエビソウ(小海老草)「イエロー・クイーン」
キツネノマゴ科 キツネノマゴ属 Justicia brandegeana
メキシコ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産。株元から細い緑色の
茎が約1mに立ち上がる。葉は対生して長さ3~7cm。それぞれ分岐
した茎は節間が長く、半つる性で、先端につく花はエビ(海老)の
尾を思わせる形で、赤褐色の苞が重なり合う。その間から白色の唇
形の小さい花が咲く。花期は5~10月と長い。挿し木で繁殖。花色は
白以外にも各色ある。

キツネノマゴ属(Justicia)は、世界の熱帯・亜熱帯に約300種が
あるという。多年草または低木で、葉は対生する。本属はかつて多
数の属に分けられたが、現在は再び同一属として扱われるようにな
ってきたとのこと。